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2009年8月

2009年8月29日 (土)

川崎ローズ「バラ(つぼみ)」のプロポーション(2)

「バラ(つぼみ)」のプロポーションの続きです。

Photo左図の赤線で示す部分が 今回のプロポーション変更のための修正箇所です。(必要な箇所のみ記載)

(勝手に)定義した開口係数Kは、中央の正方形の一辺の長さbを紙サイズの1/4 aで割ったものです。

オリジナルの川崎ローズ「バラ(つぼみ)」では、bは紙のサイズの1/8なのでK=0.5となります。

これより中央の正方形を小さくすれば開口係数Kは0.5より小さくなり、花芯サイズはオリジナルより小さくなります。

逆に、中央の正方形を大きくすれば開口係数Kは0.5より大きくなり、花芯サイズはオリジナルより大きくなります。

赤で示した斜め線は、開口係数より決定される中央正方形の頂点から、図示した点まで紙の表側から、つまむようにして折ります。

オリジナルでは赤で示した斜め線は、紙の対角線と平行となりますが、開口係数Kを0.5以外に設定した場合、平行にはなりません。

図示した点と結ぶ理由は、花弁増しの工程をオリジナルとほぼ同等に行うためです。

これ以外に、最後の4辺の蓋の折りだしを修正する必要がありますが、これはオリジナルを折ったことがある方ならすぐ気が付くでしょう。

あとはオリジナルとほぼ同様に折り進めることで、お好みのプロポーションのつぼみを作ることができます。

もちろん「ひらいたバラ」に適用することも可能ですが、「バラ(つぼみ)」のほうが苦労する価値があると思います。

最初はどの点を結べばよいか迷うかもしれませんが、慣れればオリジナルと同じくらいの時間で完成させることができます。

次回具体的な変更点について、詳細を説明します。

質問などございましたらコメントへご記入ください、可能な範囲でお答えしたいと思います。

例によって、「バラ(つぼみ)」を折ったことがない方には、全く意味がわからないかも知れませんが、あなたも川崎ローズをマスターして、このプロポーションの変更にチャレンジしてみませんか?

「バラ(つぼみ)」の詳細はこちら…

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2009年8月28日 (金)

セイコー・ファイブ!

Imgp0115

折り紙の話はちょっとこっちへおいといて、我が家のセイコーファイブ(戦隊ヒーロー?)の勇姿です。

ご存知のようにSEIKO 5 は1960年代に全盛だった自動巻き腕時計です。

クオーツ(電池式)からソーラー電波時計とたどって、結局自動巻きに戻ってしまいました。

どれも日本向けではなく、海外向けの逆輸入品ですが、値段も安く(\6,000~\7,000)電池も要らないし、SEIKOブランドだし…

というような理由でこんなに集まってしまいました。

まあ、たくさん持っていても、左腕は一本しかありませんが…。

価格の高い時計、正確な時計をしたからといって、決して有意義な時間が過ごせるわけではありません。

このブログをお読みの皆さんと少しでも充実した時間が送れればと考えている今日この頃です。

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2009年8月26日 (水)

川崎ローズ「バラ(つぼみ)」のプロポーション(1)

Photo_5

川崎ローズの「バラ(つぼみ)」をアレンジして、花芯サイズを変更してみました。

修正点の詳細は次回図を用いて説明しますが、開口係数Kなるものを(勝手に)設定いたしました。

写真中央が、通常のバラ(つぼみ)で(オリジナル)で開口係数K=0.5、右がK=0.8、左がK=0.25、となるよう設定して折ったものです。

わかりやすいよう、両極端な設定で例を示しましたが、開口係数K が大きくなるほど花芯サイズは大きくなります。

開口係数Kは最小値は折れる限界まで、最大では1.0まで可変可能と考えられます。

ただし、K=1.0近辺ではもはやバラではありません。(ラフレシアと呼んでいます(笑))

Imgp0091 開口係数はわずかな違いでも(花芯のサイズがもともと小さいので)花芯のサイズ、花のプロポーションは大きく変化します。

ご存知のように、基本的にオリジナル川崎ローズの「バラ(つぼみ)」の花芯ならびに中央部は「ひらいたバラ」と全く同じサイズです。

この花芯サイズは「開いたバラ」のときちょうど良く、「バラ(つぼみ)」では、花の開き具合に応じて小さくするほうがよいなあ~、と常々感じていました。

Imgp0094 小生が最もバランスが良いプロポーションと考える「ばら(つぼみ)」 の開口係数はK=0.33(1/3)程度の設定です。

これがそのK=0.33(1/3)の設定で折ったものです。

花芯サイズが小さくなることにより、花全体もやや縦長になりプロポーションとしてより良いのではと考えています。

次回アレンジの詳細を(著作権保護を考慮しながら)示す予定ですが、基本的に「バラ(つぼみ)」が折れることが必要です。

お好みのプロポーションの薔薇折りにチャレンジしてみませんか?

「バラ(つぼみ)」の詳細は下記2つの書籍に紹介されています。


ギャラリー入口

「薔薇と折り紙の日々」イメージギャラリーを、設置しております。

お時間ある方はどうぞお立ち寄りください。 

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2009年8月24日 (月)

5枚花弁の川崎ローズ(2)

 前回の5枚花弁の川崎ローズからの続きです。

 5角形から折る場合、4角形から折る標準的な川崎ローズと何を同じ要領にして、何を変更すれば良いのかのヒントです。

Photo_2  左図は、5角形の用紙の一部(1つの頂点に関する図)です。

1辺を4等分し、さらに引いた直線を2等分し、平行線を引きます。

これを残りの4つの頂点に関しても同じように繰り返します。

これ以上のヒントは著作権的に問題となるとまずいので控えます。

川崎ローズを良く知っておられる方なら、ピンと来るハズです。

川崎博士は折り目のケガキにインクの切れたボールペンを使われているそうですが、

小生の場合(裏になるので)インクの入った普通のボールペンでケガキを行い折りました。

通常の川崎ローズで、初心者の最初の難関は、4角形のねじり折りです。(後は根気?)

この4角形のねじり折りは、中央の四角を鳥のくちばしのように凹ませてつくりますが、これに対して5角形では、単純に鳥のくちばしのようにはならず苦労しました。

結局五角形の中部を星型にへこませて、たたんだ後、広げる作戦で成功しました。

ねじり折りの後、「1分ローズ」の要領で一度ねじり折を立体化させ折り目をつけます。

この折り目を手がかりに「バラ(つぼみ)」「ひらいたバラ」の要領で花弁増しのための折り目をつけて行きます。

花弁増しの工程は、正確には折り図ができるほど緻密に折れてはいません。

通常の川崎ローズの要領で、多少いい加減な部分もありますが写真で御覧いただいた程度には見られるものができています。

川崎ローズをご存知ない方は、ちんぷんかんぷんな話だと思いますが、作者の権利を最大限守りたい趣旨をご理解ください。

川崎博士の考案された、複数のバラの違いなどの詳細はりティさんのページに詳しく紹介されています。

質問などはコメントへご記入ください、可能な範囲でお答えしたいと思います。

ご興味あれば、この機会に書籍を購入して、5枚花弁にもチャレンジされてはいかがでしょうか?

「1分ローズ」と本格的な「薔薇」の折り方はこちら。

「バラ(つぼみ)」「ひらいたバラ」の折り方はこちら。

「バラ(つぼみ)」をはじめ144作品の折り方はこちら。

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2009年8月23日 (日)

6枚花弁の川崎ローズ(なんちゃって)

Photo 6角形、7角形で川崎ローズを折ったらどうなるか?

これが6角形から折った6枚花弁の川崎ローズです…。

といいたいところですが、後にに「なんちゃって」がついてしまいます。

6角形以上では、頂点の角度が大きくなることにより、

1.花弁先端の折り出しが難しくなる。

2.最後に折り込んで蓋を閉じる作業が困難になる。

の2点の可能性を以前示しましたが、実際に6角形で折ってみると、最後の蓋が閉まらず、1分ローズのように、内側に無理やり折りこんで完成となりました。

もちろん、まだまだ小生の詰めが甘いのかもしれません。

いずれにせよ、中央に花びらが集中しすぎる感じで、ボッテッとした印象です。

確かに世の中には数多くのバラが存在し、香料を採取するような薔薇はこんな形状に近かった記憶があります。

結論として、闇雲に花弁の枚数を多くするのも、どうかということでしょう。

1分ローズはこちらに…

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2009年8月22日 (土)

建築模型 完成!

Photo  建築模型が完成しました。(う~んまだまだ未熟ですね。)

 実は、建築模型士の昇級試験がこの1週間在宅で行われており、これにエントリーした課題作品です。

課題のお家は、1階が寄棟屋根、2階が切妻屋根で、張り出しバルコニーがある2階建てです。

試験の課題ですが、妄想で履歴を推察すると、平屋建ての家に2階建ての家を増築(2x4工法で)したようなつくりです。

一人娘を手放したくない両親が、2階建てを増築して2世帯同居住宅にしたみたいな・・・

Photo_2東壁には台形出窓に勝手口というような具合です。

りティさん から「その家は建売住宅ですか?」と質問がありました。(笑)

受験生がみんなでいっせいに建てるところは建売住宅みたいですが、こんな複雑な家は注文住宅でないと、採算が合いそうにありません。

試験項目がただたくさん織り込まれただけで、こんな住みにくそうな家はないだろうと思うほど、めんどくさい課題でした。

でも、ちょっとずつ、勝手口や出窓ができてくると、楽しくなってくるから不思議です。

建築模型は、実際に家を建てるための図面を元に、スチレンペーパー(スポンジの両面をケント紙ではさんだもの 厚さ1~5mm)を用いて1/50~1/100のサイズで組み立てて行くものです。

実際の建物は切りよくスチレンペーパーの厚みと一致することはまずありえないので、外形寸法のみ合うように修正しながら作ってゆきます。

切りすぎて失敗したり、向きが逆だったり、パーツを作り直すこともしばしばです。

この作品は、できたー!と思ったら、玄関付け忘れてたという経緯があります。

折り紙の話題ではありませんでしたが、共通するような根気の要る作業です。

ご興味ある方は、通信教育などで技法が学べます。

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2009年8月18日 (火)

5枚花弁の川崎ローズ(1)

_2_2    5枚花弁の川崎ローズです。

 通常の川崎ローズは正方形(四角)の折り紙から折り、4枚花弁の薔薇に仕上がるわけですが、

 写真は5角形の紙を用いて仕上げた5枚花弁の薔薇です。

4枚花弁の薔薇に比較して花びらのボリュームが増えたことで、リアリティも上がっているように感じます。

_1_2 小生が最初にこの5枚花弁の薔薇を見たのは、詳細は忘れてしまいましたが、下記書籍に紹介されていたFoldinator というソフトウェアのデモンストレーション画面だったと思います。

 

 

 

 

 

折り図は(多分上記デモ画面作者の)著作権の観点から公開されていないようで、福山ローズ(川崎ローズの折り方を改良修正したもの)のページにもその旨記されています。

りティなお部屋の主りティさんのすばらしい「川崎博士のバラ比較」に刺激を受け、小生も5角形の用紙(コピー用紙)を用いて5枚花弁の薔薇にチャレンジしたのが写真です。

下記の川崎博士の書籍をベースに通常の4枚花弁の川崎ローズが折れる方でしたら、四角形から折る要領を五角形にうまく変換して適用すれば折れると思います。

先の理由により折り図は公開できませんが、チャンスがあれば折り方のヒントなどもUPしたいと考えています。

さて、4角形、5角形でできるのなら、6角形、7角形ではどうか?となりますが…

だんだん円に近くなってゆくため、花弁の先の折り出しがしにくくなります。

また、最後の仕上げの角の折込部分も少なくなり、蓋が閉まらなくなります。

折りやすさは4角形のほうが上、美しさでは5角形に軍配が上がり、これ以上では苦労の割りに花びらのボリュームがありすぎて、ボッテりした仕上がりになってしまうようです。

あなたもチャレンジしてみますか?


以上は初代の川崎ローズ「バラ」を5角形で折るものでしたが、ちょっとむずかしい川崎ローズ「薔薇」を5角形で折るとこんな感じです。

 

ギャラリー入口
「薔薇と折り紙の日々」イメージギャラリーを、設置しております。5角形から折るバラも…。

お時間ある方はどうぞお立ち寄りください。 

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ご挨拶

 本日より「薔薇と折り紙の日々」を開設させていただきました。

 川崎敏和博士のカワサキローズを中心とした折り紙のアレンジや、建築模型に関することなど、

 日々雑感などを徒然なるままに、記してゆく予定であります。

 どうかよろしくお願いいたします。

 川崎ローズに魅せられて早2年、川崎博士は下記の書籍で川崎ローズと呼ばれる薔薇の折り方を数種類発表されておられますが、どれもすばらしいものです。

 あなたも新しい折り紙の世界に飛び込んで(どっぷり浸かって)みませんか?

なお、本ブログでは著作権を最大限尊重し、折り図を直接掲載はいたしません。

アレンジの場合は違いのみ判るよう配慮してゆく所存です。

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