連薔薇(川崎ローズの連鶴風) (1)
連鶴はご存知と思いますが、これは川崎ローズの連鶴風(連薔薇)です。
連鶴の要領で、1枚の紙の数箇所に切り込みを入れ、つながった状態で折り上げてゆくものです。
川崎博士も同様なねじり折を立体化したものを連鶴風に仕上げたものを折られているようです。(たしか月刊おりがみの読者投稿の欄に、講演会と作品披露の写真が載っていました)
これは、1つ、1つが完全に「ひらいたバラ」になっています。
厳密には普通の回転方向のバラと、逆回転のバラを交互に(市松模様に)配置しています。(ここがポイントです)
紙取り・配置には少し工夫が必要ですが、根性と大きな紙さえあれば何個でもつなげて折ってゆくことが可能です。
個人的には写真の4個でも、途中で投げ出したくなりました…(笑)。
合理主義的観点からは、別々に折ってセロテープで張れば一緒で早くて楽。ですが精神修養の観点からは、出来上がった時の達成感は他に類を見ないぐらい大きなものです。
いきなり4連は厳しいという方は、2個つながったTwin Rose からトライされてはいかがでしょうか?
紙取り・配置の工夫については、機会があれば例によってヒントは公開させていただく予定ですが、基本的に折り図は「ひらいたバラ」とそれを逆転させたものと一緒です。
みなさんもどのように配置したら、連薔薇が実現可能か、頭をひねって考えてチャレンジしてみてください。
「ひらいたバラ」の詳細はこちらに…。
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