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2012年7月18日 (水)

ひまわりのアレンジ

最新のアレンジ、「ひまわりのテーブル花」はこちらです。

横浜は梅雨も明けて夏本番がやってきました。今回はひまわりのアレンジです。

ニルバ氏の「ひまわり」のアレンジ
ニルバ氏の「ひまわり」のアレンジ

ニルバ・フィーナ・ピラン氏の「ひまわり」をテーブル花と、花束にアレンジしてみました。
ご存知のように、ニルバ氏の「ひまわり」は、川崎敏和 編・著 「博士の折り紙夢BOOK」(朝日出版社)に掲載されている作品です。

「ひまわり」も色々な折紙作家さんが創作されていますが、このニルバ氏の「ひまわり」は折り上がった作品に厚みがあって、その立体感もさることながら、生命の躍動感を感じさせる夏らしい元気な力強い作品です。

なによりも折り上げる工程で、花が蕾から徐々に開いて開花してゆく様子がとても楽しい作品だと思います。

ニルバ氏の「ひまわり」の花束アレンジ
ニルバ氏の「ひまわり」の花束アレンジ

他の花の折紙と比較して、「ひまわり」は大きいですから4輪、5輪と花の数を増やさなくてもボリュームのある花束になります。その分アレンジ作品を短時間で仕上げることができて、たいへんありがたいです。

花束アレンジは、いつものブーケ構造(?)に大き目の葉(伝承作品)3枚と、「ひまわり」3輪を配置したものです。薔薇の花束と比べたりすると、あっという間に出来上がります。

ニルバ氏の「ひまわり」のテーブル花
ニルバ氏の「ひまわり」のテーブル花

テーブル花のアレンジは、いつもの花台(?)に正4面体のフレームを取り付け、葉(伝承)3枚と、「ひまわり」3輪を配置したものです。これもあっという間で、ちょっと手抜きだったかと感じたりしますが、「ひまわり」の存在感が大きいのでこれで良しとしました。

先日、ニルバ・フィーナ・ピラン氏の書籍 Origami in fiore (Nilva Fina Pillan)1987を見る機会がありました。この「ひまわり」は”GIRASOLE”として掲載されています。(作品名がイタリア語だとピンとこないんです)

Origami_in_fiorenilva_fina_pillan 面白いのは川崎氏の書籍と折り方が少し違っていることです。川崎氏の書籍では「あやめの基本形」から紙の内側を開いて正方形の蕾を形成し、蕾の下部を折り上げるのに対して、ニルバ氏は「かえるの基本形」からそのまま蕾を形成しています。
「かえるの基本形」から紙の内側を開くと、既に下部の折り上げられた蕾が出来上がります。こちらのほうが少し手順が少ないですね。一方、川崎氏の折り方は、蕾を折る工程での歪を開放(分散)できるメリットがあるようです。

ちなみに「かえるの基本形」と「あやめの基本形」の違いは、中央の三角の突起が上を向いているか下を向いているかの違いです。折紙協会のテキスト等では「あやめの基本形」ではなく、「かえるの基本形2」と表記されているものもあるようです。

さらに、川崎氏の書籍には、『完成した「ひまわり」をひっくり返すと「シクラメン」にみえませんか』との記載があるのですが、ニルバ氏は同じ書籍で、”GIRASOLE”をひっくり返した作品を”DALIA”(ダリア)として紹介しています。こちらのほうが納得できますかね。(シクラメンってそんな花だったけ、という長年の悩みが解消されました!)

ダリア(ニルバ・フィーナ・ピラン氏)
ダリア(ニルバ・フィーナ・ピラン氏)

これから暑い節電の夏本番到来となりますが、まめな水分補給と鮮やかな花の折紙で楽しく乗り切ってください。

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ニルバ・フィーナ・ピラン氏の「ひまわり」が掲載されている書籍はこちらです。

川崎敏和 編・著 「博士の折り紙夢BOOK」(朝日出版社)

 

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コメント

こんにちは、
すごい!と思ってプロフィール拝見したら折り紙のプロの方なんですね(o^-^o)さすがですね♪
折り紙って数学いるんですよね。私は見るだけにします。

投稿: mochidakinako | 2012年7月18日 (水) 20時30分

>> mochidakinako さん、

コメントありがとうございます。
数学使うと色々楽しめますが、純粋に折るだけなら必要ないと思います。もちろん見てくださるだけでも結構です。
また遊びにいらしてください。

投稿: なか(管理人) | 2012年7月18日 (水) 20時46分

私もニルバ氏のひまわり、好きです!
一本の花にしようとすると、
どのようにガクにつけようかと悩みますが、
この花台ならいいですね(^^)
私も久しぶりに折りたくなりました。

投稿: ako | 2012年7月19日 (木) 14時39分

>> ako さん、

コメントありがとうございます。
ひまわりはこのままだと厚みがあるので、のりしろを作るように少し折り込んで、高さを調整しています。
まさに、夏を代表する折り紙だと思っています。
(色を変えて別の花に見立ててもおもしろいですが…)
どんなアレンジになるか楽しみにしてます。

投稿: なか(管理人) | 2012年7月19日 (木) 16時02分

いつも素晴らしいお花の折り紙をありがとうございます。

このお花が折り紙でできるとは、すばらしいですね。

これからも、いろいろな花を咲かせてください。

投稿: トミー6 | 2012年7月22日 (日) 20時38分

>> トミー6 さん、

コメントありがとうございます。
今後も、色々な折り紙を紹介させていただきたいと思っています。
また、遊びにいらしてください。

投稿: なか(管理人) | 2012年7月22日 (日) 22時12分

ヒマワリの作品、素敵ですねsun


プレゼントに喜ばれそうです( ^ω^ )

投稿: 日記帳。 | 2012年7月23日 (月) 11時45分

>> 日記帳。さん、
ご訪問・コメントありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。
また、遊びにいらしてください。

投稿: なか(管理人) | 2012年7月23日 (月) 11時52分

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