ハロウィンの飾り(魔法使いとお化けカボチャ)
10月になりましたね。
ハロウィンに向けて、飾れる作品を作ってみました。
魔法使いとお化けカボチャ 頭巾の人(笠原邦彦氏)、かぼちゃ(高橋吉永氏)
笠原邦彦氏の「頭巾の人」を魔法使いに、高橋吉永氏の「かぼちゃ」をお化けカボチャに見立てて、ハロウィンの飾りに仕立てました。
「頭巾の人」は、笠原邦彦氏の著書「長方形で折る」(日貿出版社)に掲載されている作品で、1:√2の用紙(A4,B5などの紙)を用いて折るものです。
正方形の紙で折る「袖ふりヤッコ」を長方形の紙で折るというユニークな発想の作品で、なかなかミステリアスというかファンタジーというか良い雰囲気を持っています。
不思議なことに白い紙で折ると、良い魔法使いに見え、暗い色(黒など)で折ると邪悪な魔法使いに見えてきます。
ハロウィン向けの作品としてはもっと暗い色のほうが良かったのかも知れませんが、手持ちの紙の関係と、悪い魔法使いが世に蔓延るのも宜しくないので、こんな形になりました。
くれぐれも鉄パイプを手にした「ねずみ男」ではありませんのでご注意を。
高橋吉永氏の「かぼちゃ」(おりがみ傑作選 (2)(日本折紙協会)掲載)は、伝承の風船を7つ張り合わせた作品で、目と口を切り貼りしています。
魔法使い、お化けカボチャともにやさしい伝承作品がベースになっているところが、ちょっと面白いですね。(魔法使いに比べると、カボチャのほうがずいぶん手間がかかりますが)
悪い魔法使いの設定だと、「世間を混乱させるべく、カボチャに魔法をかけて、お化けカボチャを乱造しいるところ」でしょうか。
良い魔法使いの場合には「いたずらの過ぎた、お化けカボチャを捕まえて諌めているところ」でしょうか。
まぁ、いずれにしてもお化けカボチャにできる悪さは高が知れていそうですけどね。
良い魔法使い、悪い魔法使い、(武装したねずみ男?)あなたは、どんなストーリーを思い浮かべるのでしょうか。
これらの作品は、10月15日(月)大森教室にて、10月22日(月)秦野教室にて講習で取り上げる予定です。詳細はこちらへ
「魔法使いの弟子」と「箒に乗った魔法使い」のアレンジはこちらへ。
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魔法使い:笠原邦彦氏の「頭巾の人」は
笠原邦彦著「長方形で折る」(日貿出版社)に、
お化けカボチャ:高橋吉永氏の「かぼちゃ」はおりがみ傑作選 (2)(日本折紙協会)に掲載されています。
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