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2016年9月

2016年9月27日 (火)

バラ(U1-1)

長雨の涼しい日が続いて、タンスから長袖でも引っ張り出そうかと思っていたら、暑さが戻ってきちゃいましたね。9月もそろそろ終わりですが、この気候変化に体調を崩される方も多いかと思いまうす。皆様、どうぞお体ご自愛くださいませ。

今回は1枚折りのとってもシンプルなバラ(U1-1)をご紹介します。

U1を使ったバラのくす玉は、12枚組(U1-1224枚組(U1-2430枚組(U1-30などをご覧いただいていますが、今回はU1ユニットを1つで構成した単体のバラです。

バラ(U1-1)

オリジナル作品の分類のための記号Uはユニット作品を意味していますが、1個しか使いませんので、結局1枚折りの作品ということになります。

非常にシンプルでやさしい作品なので、お子さんやお孫さんとご一緒に折っていただけるバラになっています。(たぶん私の作品の中では一番やさしいんじゃないかと思います。)

バラ(U1-1)

10月から折り紙教室も新しい秋シーズンとなり、新しい生徒さんも加わるかもしれないなぁということで、やさしい入門用の作品を取り上げることにしました。

教室ではこのバラ(U1-1)を使って、1輪の小さな花束アレンジに仕立てる予定です。

バラ(U1-1)

花弁枚数の多い複雑でリアリティの高い薔薇もいいですが、たまにはこんなシンプルなバラで折り紙による作品制作の楽しさ(苦悩じゃなくね)を味わっていただきたいと思っています。

このバラ(U1-1)を使った小さな花束は、10月2日(日)にルミネ横浜8Fの朝日カルチャー横浜にて、10月11日(火)にそごう横浜9Fのよみうりカルチャー横浜で、講習させていただく予定になっています。

2016年秋の折り紙教室の案内はこちらです。
PCならびにPCモード設定の方は、最新の情報をいつでもこちらからご覧いただけます。
残席がわずかなので、見学や体験受講の予約が入った段階で満席表示になっちゃう場合があります。あきらめずにキャンセル待ちにお申込みください。

さて、とてもシンプルな作品「バラ(U1-1)」 いかがでしたでしょうか。

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2016年9月21日 (水)

バラ(U8-5)

秋の長雨と台風が重なっちゃったせいか、ずーっと雨模様でカビが生えちゃいそうです。すっきり晴れ渡った秋空を眺めたいなぁと待ち望んでいる今日この頃です。

こんなお天気が続くと、「湿度が高くて紙のハンドリングが悪くて気分が乗らない」とか、「鉛色の空の重圧感に耐えられない」とか、「暗くって細かい作業では目が疲れる」とか、現実逃避の言い訳が豊富でちっとも仕事になりません。

まぁ、晴れたら晴れたで、「家で仕事をしてちゃもったいない」とか別な現実逃避の語彙にすがっちゃうんでしょうが…(どうでもいいから、もうちょっとがんばって仕事しようよ!)

さて、今回はバラ(U8-5)をご覧いただきましょう。

8番目のユニットU8は、小さめの花弁がたくさんあるのが特徴です。

ユニットU8を4つ使ったバラ(U8-4は前に紹介させていただきましたので、今回はユニット数を5つに増やしたU8-5を見ていただこうと思います。

バラ(U8-5)

花弁ユニットは全く同じ正方形から折ったU8ユニットで、数のみ5に増やしています。まぁ、「がく」の爪を5つにしなければならないので、「がく」だけは5角形の用紙から折らなくっちゃならないんですが…。

ユニットでバラを構成する際の有利な点は、このようにユニットの数を増減させることで花弁のボリュームが可変できることにあります。

バラ(U8-5)

「がく」は5角形に切り出してから折っていきますが、大き目の折り紙から作るメインとなる花弁を5角形に切り出す必要はありませんので、出てしまう切りくずに罪悪感を感じることもないと思います。

なんとなく、バラというより百日草(Zinnia)ぽくなっちゃった感もありますが…(あんまり細かいツッコミはご遠慮ください。長雨で気分が乗らない中、がんばってますんで…)

バラ(U8-5)

折り紙は四角いので4つのユニットの方が整合性は良いのですが、どうしても出来上がったバラのシルエットも四角くなりがちです。5つのユニットを使うことで花弁のボリュームアップと5角構造によりシルエットの改善を図ることができるというわけです。

さて、新しい(8番目の)ユニットU8を5つ使った「バラ(U8-5)」 いかがでしたでしょうか。

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(頑張ってお仕事してます。)

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2016年9月15日 (木)

折紙講師養成講座

秋雨前線の影響か、はっきりしないお天気が続いています。涼しいのはありがたいんですが、このまま秋・冬に突入しちゃうのはちょっと寂しい気もします。

今回は折紙講師養成講座のご案内です。

折り紙の資格として、日本折紙協会が認定する「折紙講師」の資格があります。

この日本折紙協会認定の「折紙講師」の資格が取得できる通信教育の講座「折紙講師養成講座」が(昨年ぐらいから?)日本ヴォーグ社で始まっていますので、ご紹介させていただきましょう。

折紙講師養成講座

これまでは、折紙講師の資格取得の方法として、おりがみ4か国語テキスト100をご自分で購入して、巻末の申し込み用紙を使って直接日本折紙協会に申し込む方法しかありませんでした。

この日本ヴォーグ社の「折紙講師養成講座」は、受講して課題作品をすべて提出し、所定の成績を収めて終了すれば、日本折紙協会認定の「折紙講師」の資格が取得できる通信講座です。

折紙講師養成講座パンフレット

得られる「折紙講師」の資格は全く同じものですが、せっかくなので2つの資格取得方法を比較してみましょう。

1.学習
テキストは両者とも同じおりがみ4か国語テキスト100 を使用します。
通信講座では主要17作品の折り方のDVDがついており、添削の際に質問サポートも受けられるようです。

2.課題の提出
直接日本折紙協会に申し込む方法では、100作品を一度に折紙協会に送付する必要がありますが、通信講座では、「基礎技法と基本形」47作品、「基本形の発展」29作品、「応用技法」24作品の3回に分けて送付し添削を受けることができます。ただし学習有効期間は12か月ですので、この期間内に3回の提出・添削を受けなければなりません。

3.費用
直接日本折紙協会に申し込む方法では、テキスト代1,080円、講師申請料3,240円、合格後の講師登録料に16,200円必要です。
通信講座では、講座受講料(一括)24,000円(テキスト・DVD・おりがみ10種約500枚等含む)に講座終了後講師の認定登録料に10,800円が必要になります。(講座受講料は4200円X6回の分割も可能です。)

なお、両者に共通ですが、講師資格を維持するためには日本折紙協会の会員であること(月刊「おりがみ」の定期購読)ならびに5年に1度の更新手続き(2,160円)が必要です。

折紙講師養成講座テキスト

折り紙の腕前に自信のある方は、ご自身でテキストのみ購入して直接日本折紙協会に申し込む方法が費用もかかりませんのでお勧めです。有効期間の定めもありませんので、お時間があるときに、ご自身のペースで課題作品を折り上げればよいと思います。

あまり自信のない方は通信講座の、折り方の収録されたDVD(主要17作品)や、3段階に分けた課題作品の提出・添削・質問サポートが力強い味方になってくれるのではないかと思います。

テキストを購入したまま「いつか時間を見てやろう」という感じでズルズル放置しておくより、12か月の有効期間とちょっと高額な受講料でご自身を追い込んで、受講料を無駄にしないためにも「ちょっと頑張ってみる」のもよいかもしれませんね。

いずれにせよ、資格取得のアプローチが複数あることは良いことで、皆様に合った方法で講師資格取得を目指していただければと思います。

「講師資格」と聞くとハードルが高く感じるかもしれませんが、「折り紙の常識検定」ぐらいのお気持ちで受けていただければよろしいかと思います。逆に申し上げるなら、折り紙好きを自称するのなら、「これくらいのことは知ってないと恥ずかしい」程度の基礎的な内容です。
単なる遊びとしてではなく、日本の折り紙文化と真摯に向き合おうとする方に与えられる資格であるともいえると思います。

さて、「折紙講師養成講座」 いかがでしたでしょうか。

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2016年9月 9日 (金)

バラ(U8-4)

ぞろぞろと、台風だか温帯低気圧やらが通り過ぎて不安定な気候が続いていましたが、今日は晴れて気温も上がるようです。まぁ、日中の日差しは相変わらずですが、一雨ごとに爽やかな秋の空気に入れかわっていくような気がします。

さて今回は、新しい(8番目の)ユニットU8を4つ使ったバラ(U8-4)をご紹介しましょう。

U6以降のユニットでは、U6:シンプル U7:コストパフォーマンス のように何となくコンセプトを定めてきました。新しいユニットU8のコンセプトは「バランス」かなぁ…。

バラ(U8-4)

コストパフォーマンス(少ない作業工程で美しい作品を)重視のユニットU7で比較的大き目の花弁をたくさんカールさせる構造は、とりあえず実現できたので、U8では若干小めの花弁がたくさんあるタイプ(ミニバラとか)を目指してみました。

バラ(U8-4)

ユニットU7はご存知のようにハイ・コストパフォーマンス実現のためには手段を選ばないハードボイルドタッチ(?)の作品でしたが、U8ではあまり無茶せず折り紙らしい技法で比較的無難にまとめてみました。

バラ(U8-4)

バラとしてはお好みが色々あるかとは思いますが、折り紙として取り組みやすいバランスの良い作品になったと思っています。

バラ(U8-4)

試作のU8-4U8ユニットは7.5cmタント紙(正方形)4枚で、15cm折り紙1枚から取ることができ、「がく」も同じ大きさ7.5cm(正方形)です。作りやすい良いバランスが実現できていると思います。

さて、新しい(8番目の)ユニットU8を4つ使った「バラ(U8-4)」 いかがでしたでしょうか。

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2016年9月 3日 (土)

八重咲きマジックローズキューブ

9月に入って、朝晩はちょっと秋らしさを感じるようになってきましたが、日中の日差しはまだまだ強力です。季節の変わり目ですし、夏の疲れが出るころです。体調管理にご注意ください。

さて、バレリー・バン氏(Ms. Valerie Vann)の「マジックローズキューブ(Magic Rose Cube)のユニットを使った作品は、12枚組のキューブの女王30枚組のマジックローズボールマジック・ローズ・キューブユニット(24枚組)マジック・ローズ・キューブユニット(36枚組) 等を紹介させていただいています。

今回は、マジックローズキューブの花弁の枚数を増した八重咲きアレンジをご紹介します。

八重咲きマジックローズキューブ

ご存知のようにマジックローズキューブは、花3枚、葉っぱ3枚の合計6つの部品を組み立てるユニット作品です。

マジックローズキューブのユニットは、組み立てのためのポケットと指し手を中割折りで構成するのが特徴です。この構造は実は川崎敏和氏の桜玉とほぼ同じ構造です。

そこで、川崎敏和氏の桜玉を八重咲きにアレンジした方法と同様なやり方で、マジックローズキューブも八重咲き化できるんじゃないかとチャレンジしてみました。

八重咲きマジックローズキューブ

実は、以前もチャレンジしてみたのですが、花弁の枚数を増やすことができても、それらの花弁が、ただぴったり重なり合ってるままで、見た感じはほとんど変わらないという結果しか得られていませんでした。

今回は複数枚に増えた花弁が少しずつずれて、複数枚であることをきちんとアピールできるよう工夫してみました。開花した時には少しずれて、それでもきちんと畳んで閉じることができる構造を実現することはなかなか難しかったのですが、なんとか完成いたしました。

Magic Rose Cube(Ms. Valerie Vann)と八重咲きアレンジの比較

オリジナル(一重)のマジックローズキューブと比較すると八重咲きの効果を実感していただけると思います。

Magic Rose Cube(Ms. Valerie Vann)と八重咲きアレンジの比較

基本となるマジックローズキューブは春の折り紙教室読みカル横浜ならびに朝日カルチャー横浜にて)で講習させていただきました。

現在開催中の2016年夏の折り紙教室の詳細はこちらです。
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さて、「八重咲きマジックローズキューブ」 いかがでしたでしょうか。

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出典:
Magic Rose Cube (Ms. Valerie Vann) 「おりがみ傑作選 4」  日本折紙協会
Magic Rose Cube (Ms. Valerie Vann) キューブの女王 「おりがみ新発見2 ーキューブの世界ー」 (笠原邦彦著) 日貿出版社

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