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2016年10月

2016年10月26日 (水)

松ぼっくり

やっと、安定した秋空が眺められるようになってきました。「平年並みの気温」という表現を聞くと、あ~そうか、秋っていつもはこれぐらいの陽気だったんだなぁと思いだしています。それでも、今シーズン一番の冷え込みってやつが、じわじわと近づく冬を意識ざせますね。

さて、この秋シーズンの茶色系折り紙、創作作品の第2弾は「松ぼっくり」です。

前の記事で、小さめの花弁がたくさんあるタイプのバラを構成するためのユニットU8を使ったくす玉U8-30ご紹介させていただきました。(バラのくす玉としての仕上がりは、なかなか上出来なんじゃないかと思ってますが…)

当初の目標通り小ぶりながらも花弁枚数の多いバラ(U8-4、(U8-5)が実現できたのですが、どうしてもユニット数を増やすと、バラというより百日草的というか、松かさ感がぬぐいきれなくなっていました。(がんばれ!U8

松ぼっくり(創作:中 一隆)

そこで、どうせならと開き直って、このユニットU8を使って「松ぼっくり」を作ってみることにしました。(いいぞ!U8

ユニット構成的には、ユニットU8を3段カスケード接続したユニットを4組巻き絡める構成で、私の作品の記号番号にによる分類で表現するとU8c-12となります。

松ぼっくり(創作:中 一隆)

ユニットをカスケードに多段接続する場合通常は同じ大きさか、外周花弁を徐々に大きくしますが、この松ぼっくりでは、5cm→4.5cm→4cmと外周に行くにしたがって小さくすることで松ぼっくりらしい縦長のフォルムを実現しています。

松ぼっくり(創作:中 一隆)

たかが「松ぼっくり」ごときに、折り紙12枚ものリソースを食わすのもいかがなものかとも思ったのですが、やるからには全力を尽くしてしまう性分でして…。

前回の栗と一緒に並べると、秋らしい季節感もぐっと上昇します。

栗と松ぼっくり(創作:中 一隆)

本来バラとして開発したユニットを松かさに転用しちゃうという、かなり自虐的?な作品ですが、まぁ結果的にはリアリティの高い、なかなか松ぼっくりらしい「松ぼっくり」ができたのではないかと自負しております。カーネーションだって相当ひどい目に合ってると思うけど…)

さて、秋の茶色系折り紙創作作品第2弾「松ぼっくり」 いかがでしたでしょうか。

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2016年10月20日 (木)

バラのくす玉(U8-30)

気が付くと10月も下旬になってしまいました。このぶんだと、あっという間に今年も終わっちゃうんでしょうね。にもかかわらず、半袖でも問題ないような陽気だったり、気まぐれなお天気です。

さて今回は、バラのくす玉(U8-30)です。

小さめの花弁がたくさんあるのが特徴のユニットU8を4つ使ったバラ(U8-4、5つ使ったバラ(U8-5は既にご覧いただきましたので、今回は30個使ったバラのくす玉(U8-30)をご紹介させていただきましょう。

バラのくす玉(U8-30)

バラのくす玉(U8-30)の立体構造は正12面体で、5角構造10枚花弁のバラが12輪球状に配置されています。

ユニットでバラを構成するメリットは、花弁ボリュームのあるバラが比較的簡単に実現できること、ユニット数によってバラ(U8-4バラ(U8-5のように花弁ボリュームをコントロールできること、花弁を大きな折り紙から5角形に切り出さなくても5角構造の作品ができることなどがあります。

バラのくす玉(U8-30)

さらに特定のユニットでは、ユニット数を増やせばくす玉にもなっちゃうというのも大きな特長です。ユニットU8はその形状が左右対称なため、単体のバラだけでなく、くす玉も構成できます。

1つのユニット開発で、バラ(U8-4バラ(U8-5バラのくす玉(U8-30と三つも作品ができちゃって、ブログの記事が埋められるという優れた作品です。(最近なんとなくブログ記事が「やっつけ仕事」っぽくなってきた気がしない?)

バラのくす玉(U8-30)

単体のバラ(U8-4U8-5)は、各ユニットは巻き絡めた花芯からスタートして「がく」の爪で固定されています。くす玉の場合には巻き絡めた花芯からスタートしてS字にカーブして隣の花の花芯へ巻き絡まれる構造になります。

30枚ものユニットを巻き絡めるだけで組んでゆく作業は結構めんどうですが、頑張って組み上げると、華やかな美しいくす玉が完成します。仕上げにカールさせる花弁の先っぽの数は120か所(=花弁10枚x12輪)にもなりますが、完成間近の期待感と達成感に見舞われながらの作業は意外と楽しいものです。(美味い酒が飲めますョ)

さて、新しい(8番目の)ユニットU8使った「バラのくす玉(U8-30)」 いかがでしたでしょうか。

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2016年10月14日 (金)

くり

涼しいというより、だいぶ肌寒い気候になってきました。本格的な秋がやってきたっていう感じでしょうか。週末はすっきり晴れたさわやかな秋空が続くようです、とりあえず洗濯機でも回しますか…。

さて今回は、秋の味覚「栗」をご紹介しましょう。

当ブログは「薔薇と折り紙の日々」というタイトルで、ご存知のようにバラをはじめとした花の作品を数多く掲載しております。 作品製作のため、赤やピンク、黄色などの折り紙は結構たくさん使いますし、「がく」や「葉っぱ」に緑色系の折り紙も使うのですが、茶色系の折り紙は中々使い道がなく、セット折り紙では余りがちです。

そこで、この秋シーズンにふさわしい茶色系の折り紙を使った作品を創作(でっち上げた?)してみました。

第1弾は「くり」です。

くり(創作:中一隆)

アヤメの基本形の途中から左右を絞って曲面を出し、きちんと底蓋をポケットに差し込んで閉じる、本格的な折り紙っぽい(?)構造になっています。

栗の実の出来が意外に良かったので、栗のイガも合わせて毬栗(いがぐり)にしてみました。

くり(創作:中一隆)

当ブログをご愛読いただいている賢明な読者のみなさまは既にお気づきと思いますが。栗のイガはカーネーションです。 緑のイガは9セルカーネーションを2個貼り合わせたもので、まっくろくろすけの親戚(?)にあたります。

薄茶色の中の栗が見えているイガは5セルのカーネーションを3個使って、周りを包むように作ってあります。

くり(創作:中一隆)

まっくろくろすけ」も、カーネーションの使い方としてはかなり斬新(突飛?)なものでしたが、栗のイガにまでされちゃうとは思ってもみなかったのではないかと思います。(この調子でいくと次は「ムラサキバフンウニ」とか…?)

所詮カーネーションですので、本物のイガと違ってトゲトゲ・チクチクはしませんが(「ケガする危険がなく安全です」とか言ってみる?)、そこそこ良い雰囲気は出てるのではないかと思います。

くり(創作:中一隆)

そのまま茹で栗にするとか、栗ご飯もおいしそうですねぇ。あっ折り紙作品は食べられません!(念のため… でもなんだかおなかがすきましたネ。)

さて、秋の茶色系折り紙創作作品第1弾「くり」 いかがでしたでしょうか。

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2016年10月 9日 (日)

3枚羽のカーラーユニットと星のバラ玉

なかなかすっきり晴れ渡った秋空を眺めることができませんが、気温はすっかり秋らしい涼しさになってきました。朝晩はちょっと冷える感じもあって、昼夜の寒暖の差が大きくなっています。季節の変わり目、体調などくずされませんようどうぞお気を付けください。

今回は3枚羽のカーラーユニット星のバラ玉をご紹介します。

Herman Van Goubergen 氏の「カーラーユニット」(Curler Units)は風船の基本形の4つの羽を巻き絡めて作る、比較的組みやすいくす玉です。

4枚羽根のオリジナルのカーラーユニットでは、立方八面体斜方立方八面体二十・十二面体など、一つの頂点に4つの面が集まる立体を組むことができます。

しかし、一つの頂点に3つの面が集まる立体構造の正12面体は4枚羽のユニット形状では組むことができません。

3枚羽のカーラーユニットと星のバラ玉

そこで、4枚羽を3枚羽に縮退したアレンジ作品が、3枚羽のカーラーユニット20枚組です。

これにより、各巻き面が5角構造を有する美しい正12面体のくす玉が実現できるようになります。

3枚羽のカーラーユニットと星のバラ玉

さらにロールジョイント部が美しい花となるよう、ユニット形状を根本的に新しく作り直したのがオリジナル作品の星のバラ玉です。

カーラーユニットのように組みながら、あるいは組み上げた後に手で巻きを加えることができないため、巻き癖を付ける作業や組み立てには緻密で繊細な作業が必要になりますが、お花(バラ)らしい美しい花芯形状が実現できます。

2つを並べてみると、つんつんした正12面体である点ではよく似ていますが、ちょっと油断してると攻撃してきそうな危険な香りのする「宇宙怪獣の卵」から、だいぶ「友好的な感じ」に進化できてるんじゃないかと思います。

オランダの画家(版画家)エッシャー(M.C. Escher.)の作品に「花のある多面体」という作品がありますが、このイメージに最も近いかもしれませんね。

3枚羽のカーラーユニットと星のバラ玉

両者の立体構造は基本的同じであるため、3枚羽のカーラーユニットが組めるようになると、星のバラ玉も同様に組むことができるようになります。(ユニット形状は異なりますが…)

この3枚羽のカーラーユニット20枚組は、10月16日(日)にルミネ横浜8Fの朝日カルチャー横浜教室にて、10月25日(火)にそごう横浜9Fのよみうりカルチャーにて、講習させていただく予定です。最近、余力のある生徒さんも増えてきたようなので、ついでに星のバラ玉のユニットの作り方も合わせて講習しちゃおうかなぁと考えています。

2016年秋の折り紙教室の案内はこちらです。
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さて、「3枚羽のカーラーユニットと星のバラ玉」 いかがでしたでしょうか。

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出典 (Herman氏の4枚羽のオリジナル)
「カーラーユニット」(Herman Van Goubergen 氏) 月刊「おりがみ」 第457号 日本折紙協会
Curler Units (Herman Van Goubergen 氏)  British Origami Society

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2016年10月 3日 (月)

「お化けカボチャ」東希小コミニティハウス講習会

暑かったり寒かったり、ころころと変わりやすいお天気が続いています。また台風も来ちゃうとか…もう10月なのにね。

さて、今回は先日行われた東希小コミニティハウスでの講習のご報告です。

去る9月25日(日)に横浜市旭区の東希小コミニティハウスにおきまして、折り紙教室を開催させていただきましたので、ご報告いたします。

「お化けカボチャ」東希小コミニティハウス講習会

「やさしい折り紙」という題目で、高橋吉永氏の「かぼちゃ」をハロウィンのお化けかぼちゃに仕立てた作品を講習させていただきました。

当初定員20名を予定していたのですが、多くの参加ご希望をいただき最終的には25名もの生徒さんに受講していただくことになりました。

「お化けカボチャ」東希小コミニティハウス講習会 

19~93才と幅広い年齢層の方々に受講していただけたのは、折り紙ならではのどなたにも手がけられるといった特長ゆえかもしれまん。

紙風船からミカンの房状にへこます部分は、ちょっと苦労される方も散見されましたが、各パーツの作成方法は習得していただけたと思います。

組み上げて仕上げるまでの時間は十分に取れませんでしたが、きっとご自宅でユーモラスなお化けかぼちゃが完成したのではないかと思います。

「お化けカボチャ」東希小コミニティハウス講習会

講習にご参加いただいた皆様、アシスタントとしてお手伝いいただいた方々に深く感謝いたします。ありがとうございました。

さて、「お化けカボチャ」東希小コミニティハウス講習会 いかがでしたでしょうか。

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出典を記しておきます。

「かぼちゃ」(高橋吉永氏)  「おりがみ傑作選2 」  日本折紙協会  

 

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