2017年8月21日 (月)

すいか

なんだかんだで8月も後半戦です。夏休みが終わっちゃわないうちに新作の「すいか」をご覧いただきましょう。(夏休みの宿題を抱えて焦っている人も多いんじゃない?)

「すいか」 創作:中 一隆

すいかの色といえば、実の「赤」と皮の「緑」、実と皮の境界の「白」が印象的です。(まぁ、種の「黒」とか皮の黒い縞模様なんかもありますが…)

今回は赤と緑のおりがみ2枚を使った複合作品として仕立ててみました。白の境界部は赤い折り紙の裏面(インサイドアウト)です。

「すいか」 創作:中 一隆

すいかの種は、予め赤い折り紙にプリンターで印刷してあります。(サインペンで書きこんでもいいです。)

赤い折り紙のふちを折って裏の白い面を出すことはすぐに思いついたのですが、ペアとなる皮(緑)とサイズが合わなくなり、ピッタリはめ込むことが難しくなっちゃいました。

「すいか」 創作:中 一隆

そこで、今回は皮(緑)も同様にふちを折ってサイズをそろえています。またこの折ったふちをうまく利用して実とのジョイントの一部にしています。

まだまだ暑い日が続きそう(以外にそうでもないのかなぁ)ですので、よ~く冷やしたスイカで、水分やミネラルなどを補給していただき残暑を乗り切っていただきたいと思います。(折り紙にはそんな効果はないんですが…)

さて、「すいか」 いかがでしたでしょうか。

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2017年8月17日 (木)

不思議な折り図

梅雨の中休みというか長期休暇があったのを取り返すかのように、雲の多い日が続いています。そりゃ、めちゃめちゃに殺人的に暑いのは勘弁ですが、なんだか夏っぽくないですね。朝方なんかTシャツ1枚では肌寒くって、秋の到来すら感じさせますね。

さて今回は、5月の作品展でご来場の方々に配布した「不思議な折り図」をご紹介します。

折り図といっても折り紙の基本的な折り方と基本形をまとめたもので、記載の内容自体は(まぁ、知っておくと便利ですが)特筆すべきものはありません。

不思議な折り図
表紙と裏表紙

畳んだ状態の表紙と裏表紙です。

びょうぶのように畳んである状態から、ひろげてみると…

不思議な折り図
ひろげたところ 表と裏

中(内側)のページには、山折り、谷折りなどの折り方の基本(水色)が記されています。

中央が山折りになるよう、左右をよせてみると…

不思議な折り図
左右をよせて、中央をひらいたところ

中央の山折りが2つに割れ左右に広がって、今まで見えていなかった基本形を記した新しいページ(オレンジ)が現れます。

最後に…

不思議な折り図
最後の隠されたページ

最後の隠されたページには、ちょっと特殊な22.5度傾いた基本形(きいろ)が記してあります。

基本形や折り紙の基礎的な折り方を記したハンドブックとしても役立つと思いますし、隠れたページが現れてくる仕組みを楽しんでいただくこともできると思います。

今回の作品展は、絵画を中心とした父の米寿展との併設でしたが、折り紙にあまり興味のない方も、この不思議な仕組みを楽しんでいただけたようでした。

ご来場の方々には、A4サイズの組立キットとして配布させていただきましたので、不思議な仕組みの種明かしも同時にできてると思います。

さて、「不思議な折り図」いかがでしたでしょうか。

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2017年8月13日 (日)

佐藤ローズ講習・ご参加ありがとうございました。

なんだか、朝晩は少ししのぎやすい感じです。 気象庁は、「関東甲信地方の日照不足に関する気象情報」を発表してるようです。7月23日から8月9日までの速報値で、群馬県前橋市や東京都心でも、日照時間が50%以下だそうです。ジリジリ強い日差しは熱くって嫌ですが、日照不足も考え物です。

さて今回は、佐藤ローズ講習のご報告です。

去る8月6日(日)、8月8日(火)にフランス在住の折り紙作家である佐藤直幹氏を客員講師にお迎えして佐藤ローズ講習を行いました。

佐藤ローズ講習 講習資料
練習用紙として使用した折り線を両面印刷した展開図

8月6日はルミネ横浜8Fの朝日カルチャーにて「シンプルローズ」を、8月8日はそごう横浜9Fのよみうりカルチャーにて「基本の5角バラ」を講習していただきました。

シンプルローズ 創作:佐藤直幹氏
朝日カルチャー横浜にて講習した「シンプルローズ」

いずれも非常に多くの受講申し込みをいただき、ほぼ満席となりました。ご参加いただいた方々に深く御礼いたします。ありがとうございました。

講習風景(写真提供:川崎亜子氏)
講習風景(写真提供:川崎亜子氏) 左のほうに私もいますね

大人数の講習だった割には、苦労して準備した練習用紙が功を奏したのか、スムーズで習熟度の高い講習が実現できたんじゃないかと思っています。

講師陣も佐藤さんに加えて、川崎亜子氏と私という充実のラインナップで、佐藤ローズを学ぶ上で理想的(自分でいうのもなんですが、夢のよう)な環境での講習となりました。

基本の5角バラ 創作:佐藤直幹氏
よみうりカルチャー横浜で講習の「基本の5角バラ」

受講生の方お一人お一人にお土産として、佐藤さんご自身が折った薔薇のプレゼントもありました。(佐藤さん、40個以上ものご用意、本当にありがとうございました。)

講習終了後は、両日ともに懇親会を実施させていただき、佐藤さんとじっくり親睦を深めていただけたのではないかと思います。

ちなみに2日目終了後、私と佐藤さんは、3次会・4次会と飲み進み、朝まで(年甲斐もなく?)語り明かさせていただきました。(翌日は喉がガラガラでした。)

佐藤直幹氏(写真提供:川崎亜子氏)
佐藤直幹氏(写真提供:川崎亜子氏)

ご多忙な中、あるいは遠方の方を含め講習にご参加くださった方々に重ねて深く御礼いたします。

なによりも、客員講師をご快諾くださった「佐藤直幹氏」、アシスタントを引き受けてくださった「川崎亜子氏」に深く感謝いたします。

皆様、まことにありがとうございました。

今回たいへん好評のようでしたので、佐藤さんには、また来年の夏にでも客員講師をお願いしようかと思っています。

さて、「佐藤ローズ講習・ご参加ありがとうございました。」 いかがでしたでしょうか。

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ーお知らせー

佐藤ローズでおなじみの川崎亜子氏の折り紙教室です。(単発・公開講座)
〇「折り紙でつくる秋の色紙飾り」
日時:9月16日(土) 15:30~17:30
場所:朝日カルチャー湘南教室(ルミネ藤沢店9F) TEL.: 0466-24-2255
お申込み・お問合せは、こちら にどうぞ。

折り紙でつくる秋の色紙飾り 講師:川崎亜子氏 朝日カルチャー湘南教室


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2017年8月 8日 (火)

薔薇のくす玉U5j-60

昨日(8月7日)が「立秋」でしたので、早速ですが…「残暑お見舞い申し上げます。」
まぁ、今年の残暑は非常に厳しい雰囲気になりそうですが、とりあえずこれで夏も後半戦ですので、頑張ってこの暑さを乗り切ってゆきましょう。(台風5号がちょっと心配です。)

さて今回は、5月の折り紙作品展の展示作品から、新作の「薔薇のくす玉U5j-60」をご覧いただきましょう。

4番目のユニットU4は、単体の薔薇U4-4aとしてもくす玉U4-30としても組めるよう開発したユニットです。薔薇のくす玉U4-30はゴージャスなくす玉として、当ブログのフラグシップといってもよい存在です。

一方くす玉として組むための対称性を維持するため、花弁の大きさをほぼ均等にする必要があり、単体の薔薇として組んだ際には、均等サイズの花弁が連続し、やや「松かさ」的イメージが残ってしまっていました。

そこで、次のU5ユニットではくす玉に組むことをあきらめて、対称性を崩して外周花弁が大きくなるようにしています。つまりU5は単体の薔薇(U5-5 U5-4)専用のユニットで、くす玉に組むことは想定していませんでした。U1からU8までのユニットはどれもくす玉に組めるのですが、唯一U5だけが例外でした。)

薔薇のくす玉U5j-60 創作:中 一隆

今回の作品展に向けて、U4-30を超えるゴージャスなくす玉を製作すべく、本来単体の薔薇専用のユニットであるU5を使ってくす玉を組むことを検討してみました。

くす玉としての対称構造を実現させるため、非対称なU5ユニットをジョイントを使ってつなぎ新たなマクロユニットとして組み上げる構成としました。具体的には3個のU5ユニットを「がく」と接続する仕組みを利用してジョイントを疑似的な「がく」に見立てて接続しています。

薔薇のくす玉U5j-60 創作:中 一隆

立体構造は正12面体で、3個のU5ユニットを接続したマクロユニット20組で構成されています。U5ユニットの数は3個x20組=60個になり、さらに20個のジョイントが必要になりますが、糊付けなしで組むことができます。

今回新たな試みとして、くす玉の中心を中空構造としています。これまで開発してきたくす玉のように、中心までユニットを詰めた構造では、花1輪の開口角が小さくなってしまうため、花弁枚数の多い薔薇を構成することには限界がありました。

中空構造とすることで、花1輪の開口角を大きくすることができ、ご覧のように花弁枚数の多い薔薇で構成されたゴージャスなくす玉を実現することができました。

薔薇のくす玉U5j-60 創作:中 一隆

中空構造のため、組む際のバランスが崩れると丸い球状に仕上がらないという問題もあり、美しく仕上げるのはかなり難しくなってしまいました。まぁそんなに気楽に取り組んでいただける作品でもない(60枚組+ジョイント20枚ですから)ので、大きな問題にはならないでしょう。(それより組み上がるまで正確な完成サイズがわからないっていうほうが…)

いずれにせよ、創意工夫と努力を積み重ねた結果、ご覧のような(たぶんU4-30を超えるような)立派な薔薇のくす玉が完成いたしました。(あ~くたびれた!)

開発に非常に手間暇がかかってしまった労作ですが、5月の作品展では新作の薔薇のくす玉として、ご来場いただいた方々に現物をじっくりご堪能いただけてよかったと思っています。(とてもじゃないけど、またもう一個作ろうとか思わないです。)

さて、「薔薇のくす玉U5j-60」 いかがでしたでしょうか。

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