折り紙

2017年8月17日 (木)

不思議な折り図

梅雨の中休みというか長期休暇があったのを取り返すかのように、雲の多い日が続いています。そりゃ、めちゃめちゃに殺人的に暑いのは勘弁ですが、なんだか夏っぽくないですね。朝方なんかTシャツ1枚では肌寒くって、秋の到来すら感じさせますね。

さて今回は、5月の作品展でご来場の方々に配布した「不思議な折り図」をご紹介します。

折り図といっても折り紙の基本的な折り方と基本形をまとめたもので、記載の内容自体は(まぁ、知っておくと便利ですが)特筆すべきものはありません。

不思議な折り図
表紙と裏表紙

畳んだ状態の表紙と裏表紙です。

びょうぶのように畳んである状態から、ひろげてみると…

不思議な折り図
ひろげたところ 表と裏

中(内側)のページには、山折り、谷折りなどの折り方の基本(水色)が記されています。

中央が山折りになるよう、左右をよせてみると…

不思議な折り図
左右をよせて、中央をひらいたところ

中央の山折りが2つに割れ左右に広がって、今まで見えていなかった基本形を記した新しいページ(オレンジ)が現れます。

最後に…

不思議な折り図
最後の隠されたページ

最後の隠されたページには、ちょっと特殊な22.5度傾いた基本形(きいろ)が記してあります。

基本形や折り紙の基礎的な折り方を記したハンドブックとしても役立つと思いますし、隠れたページが現れてくる仕組みを楽しんでいただくこともできると思います。

今回の作品展は、絵画を中心とした父の米寿展との併設でしたが、折り紙にあまり興味のない方も、この不思議な仕組みを楽しんでいただけたようでした。

ご来場の方々には、A4サイズの組立キットとして配布させていただきましたので、不思議な仕組みの種明かしも同時にできてると思います。

さて、「不思議な折り図」いかがでしたでしょうか。

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2017年8月13日 (日)

佐藤ローズ講習・ご参加ありがとうございました。

なんだか、朝晩は少ししのぎやすい感じです。 気象庁は、「関東甲信地方の日照不足に関する気象情報」を発表してるようです。7月23日から8月9日までの速報値で、群馬県前橋市や東京都心でも、日照時間が50%以下だそうです。ジリジリ強い日差しは熱くって嫌ですが、日照不足も考え物です。

さて今回は、佐藤ローズ講習のご報告です。

去る8月6日(日)、8月8日(火)にフランス在住の折り紙作家である佐藤直幹氏を客員講師にお迎えして佐藤ローズ講習を行いました。

佐藤ローズ講習 講習資料
練習用紙として使用した折り線を両面印刷した展開図

8月6日はルミネ横浜8Fの朝日カルチャーにて「シンプルローズ」を、8月8日はそごう横浜9Fのよみうりカルチャーにて「基本の5角バラ」を講習していただきました。

シンプルローズ 創作:佐藤直幹氏
朝日カルチャー横浜にて講習した「シンプルローズ」

いずれも非常に多くの受講申し込みをいただき、ほぼ満席となりました。ご参加いただいた方々に深く御礼いたします。ありがとうございました。

講習風景(写真提供:川崎亜子氏)
講習風景(写真提供:川崎亜子氏) 左のほうに私もいますね

大人数の講習だった割には、苦労して準備した練習用紙が功を奏したのか、スムーズで習熟度の高い講習が実現できたんじゃないかと思っています。

講師陣も佐藤さんに加えて、川崎亜子氏と私という充実のラインナップで、佐藤ローズを学ぶ上で理想的(自分でいうのもなんですが、夢のよう)な環境での講習となりました。

基本の5角バラ 創作:佐藤直幹氏
よみうりカルチャー横浜で講習の「基本の5角バラ」

受講生の方お一人お一人にお土産として、佐藤さんご自身が折った薔薇のプレゼントもありました。(佐藤さん、40個以上ものご用意、本当にありがとうございました。)

講習終了後は、両日ともに懇親会を実施させていただき、佐藤さんとじっくり親睦を深めていただけたのではないかと思います。

ちなみに2日目終了後、私と佐藤さんは、3次会・4次会と飲み進み、朝まで(年甲斐もなく?)語り明かさせていただきました。(翌日は喉がガラガラでした。)

佐藤直幹氏(写真提供:川崎亜子氏)
佐藤直幹氏(写真提供:川崎亜子氏)

ご多忙な中、あるいは遠方の方を含め講習にご参加くださった方々に重ねて深く御礼いたします。

なによりも、客員講師をご快諾くださった「佐藤直幹氏」、アシスタントを引き受けてくださった「川崎亜子氏」に深く感謝いたします。

皆様、まことにありがとうございました。

今回たいへん好評のようでしたので、佐藤さんには、また来年の夏にでも客員講師をお願いしようかと思っています。

さて、「佐藤ローズ講習・ご参加ありがとうございました。」 いかがでしたでしょうか。

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ーお知らせー

佐藤ローズでおなじみの川崎亜子氏の折り紙教室です。(単発・公開講座)
〇「折り紙でつくる秋の色紙飾り」
日時:9月16日(土) 15:30~17:30
場所:朝日カルチャー湘南教室(ルミネ藤沢店9F) TEL.: 0466-24-2255
お申込み・お問合せは、こちら にどうぞ。

折り紙でつくる秋の色紙飾り 講師:川崎亜子氏 朝日カルチャー湘南教室


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2017年8月 8日 (火)

薔薇のくす玉U5j-60

昨日(8月7日)が「立秋」でしたので、早速ですが…「残暑お見舞い申し上げます。」
まぁ、今年の残暑は非常に厳しい雰囲気になりそうですが、とりあえずこれで夏も後半戦ですので、頑張ってこの暑さを乗り切ってゆきましょう。(台風5号がちょっと心配です。)

さて今回は、5月の折り紙作品展の展示作品から、新作の「薔薇のくす玉U5j-60」をご覧いただきましょう。

4番目のユニットU4は、単体の薔薇U4-4aとしてもくす玉U4-30としても組めるよう開発したユニットです。薔薇のくす玉U4-30はゴージャスなくす玉として、当ブログのフラグシップといってもよい存在です。

一方くす玉として組むための対称性を維持するため、花弁の大きさをほぼ均等にする必要があり、単体の薔薇として組んだ際には、均等サイズの花弁が連続し、やや「松かさ」的イメージが残ってしまっていました。

そこで、次のU5ユニットではくす玉に組むことをあきらめて、対称性を崩して外周花弁が大きくなるようにしています。つまりU5は単体の薔薇(U5-5 U5-4)専用のユニットで、くす玉に組むことは想定していませんでした。U1からU8までのユニットはどれもくす玉に組めるのですが、唯一U5だけが例外でした。)

薔薇のくす玉U5j-60 創作:中 一隆

今回の作品展に向けて、U4-30を超えるゴージャスなくす玉を製作すべく、本来単体の薔薇専用のユニットであるU5を使ってくす玉を組むことを検討してみました。

くす玉としての対称構造を実現させるため、非対称なU5ユニットをジョイントを使ってつなぎ新たなマクロユニットとして組み上げる構成としました。具体的には3個のU5ユニットを「がく」と接続する仕組みを利用してジョイントを疑似的な「がく」に見立てて接続しています。

薔薇のくす玉U5j-60 創作:中 一隆

立体構造は正12面体で、3個のU5ユニットを接続したマクロユニット20組で構成されています。U5ユニットの数は3個x20組=60個になり、さらに20個のジョイントが必要になりますが、糊付けなしで組むことができます。

今回新たな試みとして、くす玉の中心を中空構造としています。これまで開発してきたくす玉のように、中心までユニットを詰めた構造では、花1輪の開口角が小さくなってしまうため、花弁枚数の多い薔薇を構成することには限界がありました。

中空構造とすることで、花1輪の開口角を大きくすることができ、ご覧のように花弁枚数の多い薔薇で構成されたゴージャスなくす玉を実現することができました。

薔薇のくす玉U5j-60 創作:中 一隆

中空構造のため、組む際のバランスが崩れると丸い球状に仕上がらないという問題もあり、美しく仕上げるのはかなり難しくなってしまいました。まぁそんなに気楽に取り組んでいただける作品でもない(60枚組+ジョイント20枚ですから)ので、大きな問題にはならないでしょう。(それより組み上がるまで正確な完成サイズがわからないっていうほうが…)

いずれにせよ、創意工夫と努力を積み重ねた結果、ご覧のような(たぶんU4-30を超えるような)立派な薔薇のくす玉が完成いたしました。(あ~くたびれた!)

開発に非常に手間暇がかかってしまった労作ですが、5月の作品展では新作の薔薇のくす玉として、ご来場いただいた方々に現物をじっくりご堪能いただけてよかったと思っています。(とてもじゃないけど、またもう一個作ろうとか思わないです。)

さて、「薔薇のくす玉U5j-60」 いかがでしたでしょうか。

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2017年8月 2日 (水)

アイスクリーム

8月に入って、大雨注意報が出たりちょっとお天気不安定なようです。強い日差しは少しお休みのようですが、じめっと暑い日が続くようです。引き続き熱中症にご注意ください。

ここのところ、作品展で展示した作品や講習作品のご紹介が多い当ブログですが、たまにはオリジナルの新作をご覧いただこうと思います。

今回は猛暑続きの中、冷たいもので「おもてなし」ということで、アイスクリームをご紹介しましょう。

  おとぎ話の王子でも♪ 昔はとても食べられない。
  僕は王子ではないけれど♪…、アイスクリームを折ってみた…?

ちなみに、私は現在(理由あって?)横浜市に在住しておりますが、何を隠そう実は……、東京北区の王子の生まれです。(作品からもNobleな雰囲気をかもし出してたでしょ…、な・わけないか…)

アイスクリーム 創作:中 一隆

25℃を超えるとアイスクリームの売り上げが伸び、30℃を超えるとかき氷などの氷菓のほうが好まれるようになるそうで、この猛暑の時期にアイスクリームではちょっと物足りなくなっちゃったかもしれません。ジェラートならいいのか…、まぁ、折り紙なので、涼が取れるわけでもないんですが…。)

アイスクリーム 創作:中 一隆

基本的にクリーム部分とコーン部分の2枚からなる複合作品で、写真ではラッピングペーパーとスタンドを追加してあります。(スタンドが一番難しかったりするんですが…)

アイスクリーム 創作:中 一隆

クリーム部はねじりバラの応用で、コーン上部にはめ込む形で糊付けなしで組み上げることができます。

まぁちょっとコーンが四角くなっちゃいましたが、これも折り紙ならではのご愛敬とお考え下さい。

アイスクリーム 創作:中 一隆

やっぱりアイスクリームはバニラ味が王道なんじゃないかとなぁと思いつつ、折り紙を使って色々な彩・フレーバーをお楽しみいただければと思います。(31色くらい簡単!)

さて、「アイスクリーム」 いかがでしたでしょうか。

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2017年7月29日 (土)

月刊「おりがみ」505号 みんなの作品展

雲が日差しを遮ってさえくれれば、けっこう過ごせるようですが、日が差すと猛烈な暑さになっちゃいますね。7月もようやく終わりが見えてきましたが、まだまだ暑い日が続きますので、こまめな水分補給で熱中症にお気を付けください。

さて、日本折紙協会発行の月刊「おりがみ」の9月号(505号)に、5月に開催した作品展の報告を掲載していただきました。定期購読(会員)の方は、お手元の最新号を合わせてご覧頂けたらと思います。

月刊「おりがみ」505号 みんなの作品展 掲載御礼
月刊「おりがみ」505号48ページ

月刊「おりがみ」505号
月刊「おりがみ」505号表紙

月刊「おりがみ」501号(2017年5月)ならびに、502号(2017年6月)の2号にわたって、作品展の告知をしていただいておりました。

月刊「おりがみ」501号502号での告知

おかげさまで、作品展には多数のご来場いただくことができましたので、編集部あてに御礼と報告をさせていただいたところ、最新号(505号)の「みんなの作品展」(48ページ)に掲載していただく運びとなりました。

月刊「おりがみ」505号 みんなの作品展

内容的には当ブログの記事
折り紙作品展 ご来場ありがとうございました。
http://naka-origami.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/post-ef28.html
と中身はだいたい同じですが、写真等は手に取ってじっくりご覧いただけると思います。

ご来場になれなかった方もぜひご一読いただけたらと思います。

さて、「月刊「おりがみ」505号 みんなの作品展」 いかがでしたでしょうか。

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2017年7月23日 (日)

帽子と花飾り

関東地方は、嵐が過ぎ去るとともに、梅雨明け宣言が発表されました。本格的な夏の到来です。(夏休み…、 キャンプだ! プールだ! 折り紙だ!…?) もうずいぶん前から本格的な夏の気候だったような感じもしますが…。戸惑いながら鳴いていたセミも、気合を入れて鳴き出したようです。

さて今回は、折り紙教室の講習作品から「帽子と花飾り」です。(こないだの作品展でも展示させていただきました。)

帽子と花飾り 創作:中 一隆

帽子は、昨年12月に紹介させていただいた「カンカン帽」で、これに花飾りをつけた作品です。

帽子と花飾り 創作:中 一隆

花飾りはバラと葉っぱのシンプルなものです。バラには比較的に簡単に作れるK1 を採用しています。

帽子と花飾り 創作:中 一隆

帽子だけでも可愛らしい作品ですが、花飾りをつけてちょっと「よそいき」感をだしてみました。

この帽子と花飾りは、8月20日(日)にルミネ横浜8Fの朝日カルチャーの「花の折り紙」講座にて、8月22日(火)にそごう横浜9Fのよみうりカルチャーの「指先の魔法☆折り紙」講座にて、講習させていただく予定になっています。

夏の折り紙教室の詳細はこちら です。

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さて、「帽子と花飾り」 いかがでしたでしょうか。

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2017年7月17日 (月)

薔薇(U11-4) standard

海の日で、3連休の方も多いのかもしれません。(夏だ! 海だ! 折り紙だ! …?) 関東地方の梅雨はどっかいっちゃったんでしょうか。この夏は水不足が心配になりそうです。

さて今回は、5月に開催した折り紙作品展の展示作品から、「薔薇(U11-4)スタンダードモデル」をご覧いただきましょう。

11番目のユニットU11を使った薔薇U11-4は、やや縦長のシンプルなU10-4 U7の外周花弁で包み込むように構成した作品です。

薔薇(U11-4) standard 創作:中 一隆

開発の初期モデルU11-4primary は既にご紹介させていただきましたので、今回は花弁増し手法を取り入れて少しゴージャスになったU11-4standard をご覧いただきましょう。

薔薇(U11-4) standard 創作:中 一隆

バラの折り紙で、花弁枚数を増す(増えたように見せる)手法は代表的なものに、川崎ローズ「薔薇」に用いられる二重中割折りがあります。(佐藤ローズにも使われてますね。)

二重中割折りはリソースのロスも少なく、花弁を湾曲させる効果も得られる優れた手法ですが、今回は段折りベースの比較的オーソドックスな手法+α(?)を使っています。

まぁ花弁の構造が川崎ローズなどのような山折り構造でないため単純に中割折りにならないというだけって話もありますが…。

薔薇(U11-4) standard 創作:中 一隆

二重中割折りに比較すると、リソースを余分に(無駄に)使う効果もあって、分割した花弁の独立性(見た感じですが…)を大きく高めることができ、とても自然な花弁増しが実現できていると思います。

このstandardバージョンでは、花の中央部のU10系花弁から外周のU7系花弁への移行部に花弁増しを入れてあります。(ユニットが4つなので、1輪に4か所) 前にご紹介したprimary バージョンと比較するとこの花弁増しの効果がよくご理解いただけるのではないかと思います。

薔薇(U11-4) standard 創作:中 一隆
primaryバージョンとの比較と思いきや、どちらもstandardバージョン

結果として、正方形の紙4枚+がく (まぁ切り込みを入れたりしますが…) から作り上げる作品としては、花弁枚数の多いゴージャスな薔薇を構成することができたんじゃないかと思います。

花芯から外周花弁への花弁の開き具合や、全体のバランス調整にだいぶ試行錯誤による検討時間がかかってしまいましたが、苦労の甲斐あっていい感じに仕上がったと思っています。(しばらくは当ブログの単体の薔薇のフラグシップとして君臨しそうな感じです。)

さて、「薔薇(U11-4) standard」 いかがでしたでしょうか。

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2017年7月 9日 (日)

日々草(ニチニチソウ)

九州北部の豪雨、お見舞い申し上げます。

関東はカラ梅雨というか、すでに梅雨明けしちゃったようなお天気です。梅雨の中休みという表現もあるようですが、ちょっと休みすぎじゃない? 世界的には50℃以上の熱波に見舞われてる所もあるようで、いったい、どうなっちゃってるんだ~!という感じです。

さて今回は、折り紙教室の講習作品から、「日々草」をご紹介しましょう。

特にこの季節に限定した花ではなく、春先から秋ごろまでずーっと、毎日のようにお花を絶やさずに咲き続ける植物です。

春・秋には多くの種類の花が咲きますが、夏場になって炎天下の中、咲き続ける花が少なくなると、健気に毎日咲くこの「日々草」がとても目立つ存在になります。なので、個人的には夏場に目を引く夏っぽい花という認識を持ってしまっています。

日々草 創作:中 一隆

「日々草」の名の通り毎日・毎日元気に咲き続ける花です。本来は1年草のようですが、種がこぼれて結局毎年のように咲いている場合も多いみたいです。

日々草 創作:中 一隆

そんな日々草の鉢植をイメージして、作ってみた作品です。

ピンクと白の花6輪と葉っぱ、それにもう少しで開きそうな「つぼみ」をアレンジしました。

日々草 創作:中 一隆

毎日どんどん咲いちゃうので、「つぼみ」の状態は見ることは少ないですが、朝方などに運がいいと咲き始めた「つぼみ」も観察できます。

咲いた花の中に、咲きそうな「つぼみ」を混ぜてアレンジすることで、時間経過の流れというか、「生命の躍動感」的なものを表現できるような気がしています。

日々草 創作:中 一隆

この「日々草」は、7月16日(日)にルミネ横浜8Fの朝日カルチャーの「花の折り紙」講座にて、7月25日(火)にそごう横浜9Fのよみうりカルチャーの「指先の魔法☆折り紙」講座にて、講習させていただく予定になっています。

7月からの夏の折り紙教室の詳細はこちら です。
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今期の折り紙教室の目玉である、佐藤直幹による佐藤ローズ「シンプルローズ」講習は、8月6日(日)1日のみ単独で受講する方法と、全6回(残り5回)の常設講座「花の折り紙の一部として受講していただくこともできます。

現在お電話でのお申込みのみ(オーバーブッキング防止のため)になっていますが、まだ若干(2~3名かな?)の余裕がございますので、受講希望の方は朝日カルチャー横浜045-453-1122)まで、お問い合わせください。よみカルの常設講座は満席になっています。ありがとうございました。)

※8月12日追記 思いのほか多数のご応募いただいたので、募集定員を少し増やしました。受講希望の方はお早めにお電話でお申込みください。

さて、「日々草(ニチニチソウ)」 いかがでしたでしょうか。

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2017年7月 3日 (月)

あさがお

7月に入って、青い空と日差しが待ち遠しくなってきました。早く梅雨明けしませんかねぇ。(まぁ、梅雨明けしたら暑くってやになっちゃうんでしょうけど…)

今回は折り紙教室の講習作品から、「アサガオ」をご紹介しましょう。

Imgpあさがお

花は、竹川青良氏の「吹き上げ点取りゲーム」の駒をひっくり返してアサガオに見立てています。

アサガオの花4輪ベースに、つぼみ2輪と葉っぱ2枚で、鉢植えっぽいアレンジが構成されています。

あさがお

支柱に巻き付いたツルはダミーで、葉っぱやつぼみは支柱に直接ボンドで糊付けしてあります。(木工用ボンドは偉大です。)

あさがお

アサガオのつぼみは、折り紙の白い裏地が上手く出るように、正方基本形をねじったものになっています。

この「アサガオ」は7月2日(日)にルミネ横浜8Fの朝日カルチャーにて講習させていtだきました。また、7月11日(火)にはそごう横浜9Fのよみうりカルチャーにて講習予定です。

7月からの夏の折り紙教室の詳細はこちら です。
PCならびにPCモード設定の方は、最新の情報をいつでもこちら からご覧いただけます。

今期の折り紙教室の目玉は、フランス在住の折り紙作家佐藤直幹を客員講師にお招きした佐藤ローズ「シンプルローズ」講習 です。 8月6日(日)の朝日カルチャーの講習は公開講座として、この日1日のみの受講が可能です。現在まだ若干の空席がございますので、奮ってご参加いただければと思います。常設講座「花の折り紙」にも現在若干の空きがあります。 ん~っ、意外と人気ないのかなぁ…)

さて、「あさがお」 いかがでしたでしょうか。

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竹川青良氏「吹き上げ点取りゲーム」 おりがみ傑作選1日本折紙協会

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2017年6月27日 (火)

バラ(C1)のテーブルフラワー

梅雨の中休みが終わってとうとう、どんよりとした雨模様の日々がやってきました。まぁ、梅雨らしいといえば梅雨らしい天気ですね。

さて今回は、先月の折り紙作品展の展示作品から、「バラ(C1)のテーブルフラワー」をご覧いただきましょう。

バラ(C1)のテーブルフラワー創作:中 一隆

バラ(C1)は1枚折り(不切正方1枚)の作品で、紙の裏面が出ないため、裏の白い普通の折り紙で折れるのが大きな特徴です。

バラ(C1)のテーブルフラワー創作:中 一隆

構造的には、紙の四隅を巻き絡めて花芯を形成する形です。(C系列の作品はどれもそうです)川崎ローズなどの折り紙の代表的なバラが紙の中央で花芯作るのとは逆の配置になっています。

バラ(C1)のテーブルフラワー創作:中 一隆

花芯は単に巻き絡めるだけの構造ですので、表現にかなり自由度があり、折り手のイメージで様々な表情を表現させることができます。(いいかげんともいう。)

バラ(C1)のテーブルフラワー創作:中 一隆

C系列の中では1番最初に完成した作品(なのでCの1番)で、この後あれこれと考えて改良を加えたりしてC2,C3と続いています。C系列最初にエイヤッと作った割には、フォルムはちょっと縦長ですが、柔らかな曲線で表現された美しい作品に仕上がっていると思います。(また自分で褒めちゃったぜ…)

さて、「バラ(C1)のテーブルフラワー」 いかがでしたでしょうか。

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