バラ

2017年2月16日 (木)

バラのくす玉(U6w-12)

日中の日差しはだいぶ暖かさを増してきていますが、朝夕の冷え込みは相変わらずです。今日明日あたりは寒さも少し和らぐようですが、まだまだ油断しちゃだめみたいですョ。

さて、今回はバラのくす玉(U6w-12)をご紹介します。

お正月作品として今年は、ユニットU6wを使った「薔薇(U6w-4)と鶴の飾り」を作成いたしました。

U6wU6ユニットを2個つなげた構造で、U6に比較して花弁ボリュームを倍増させることができます。

U6wユニット4個をメインの薔薇として構成したのが「薔薇(U6w-4)と鶴のお正月飾り」でしたので、今回はU6wユニットで構成したくす玉をご覧いただきましょう。

バラのくす玉(U6w-12)

1輪1輪の倍増した花弁ボリュームを生かすために、立体構造は正6面体(立方体)としてU6wユニット12個で構成してみました。

U6ユニットの30枚組のくす玉U6-30と比較すると、花1輪の花弁枚数が増えて個々の花がゴージャスになっています。

バラのくす玉(U6w-12)

くす玉全体としては花の数が6輪と少なく完全な球状とはいいにくい感もありますが、ユニットの特性を生かした良いバランスに仕上がっていると思います。

バラのくす玉(U6w-12)_

シンプルな構造を追求したU6ユニットに比較すると、U6wはユニット作成にちょっと手間がかかりますが、12個のユニットで構成できますので、くす玉としては取り組みやすいのではないかと思います。

さて、「バラのくす玉(U6w-12)」 いかがでしたでしょうか。

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2017年2月10日 (金)

ハートの薔薇(U4・5-6)

この時期にふさわしい極寒のお天気が続いています。冬って毎年こんなに寒かったんでしたかねぇ。昨日は雪もちらほら舞っていたようです。まぁ、この寒さを乗り切れば、もうすぐ春もやってくることでしょう。

さて、今回は「ハートの薔薇U4・5-6)」 です。

バレンタインデー向けに作っていたチョコレートがいつの間にか金の延べ棒(金塊)に化けてしまったので、このシーズンにふさわしい作品としてハート型の薔薇を作ってみました。

ハートの薔薇(U4・5-6)創作:中 一隆

ベースとなっているのはU5ユニットで、大きめの外周花弁を有しているのが特徴です。

このU5ユニットを3個使って、大きな最外周の花弁3枚で三角形のシルエットをつくり、ハート型にしちゃおうというのが当初のもくろみ(なぜか、悪だくみのように聞こえてしまう…)でした。

ハートの薔薇(U4・5-6)創作:中 一隆

しかしながら、U5ユニット3個だけでは十分な花弁ボリュームが得られず、あまりに寂しく(スカスカ?)なってしまったので、急遽U4ユニットを3個追加して(増量材か?)、内周花弁のボリュームをかさ増しいたしました。

U5ユニットU4ユニットの後継ユニットで、U4の外周の2枚の花弁を一つにまとめて大きくしたものです。このため内周花弁の構造はU5U4とでほぼ同じため、混在させても違和感は少ないと思います。

ハートの薔薇(U4・5-6)創作:中 一隆

最終的にU5ユニット3個+U4ユニット3個の計6個の混成ユニットで出来ています。

記号番号による表現だと、U4・5-6 にでもなるのでしょうか。(U4-3+U5-3 でもいいんんですが…)

ハートの薔薇(U4・5-6)創作:中 一隆

3枚の大きめの外周花弁(U5)を左右の2枚は丸く、下方の1枚は先を尖らせるようにカールさせて、ハートのシルエットの薔薇となりました。

まぁ、真正面から見ないとハート形状はよくわからないんですケドね。

ユニットを6個も使ってますんで、それなりにゴージャス感も出せたのではないかと思います。

四角い折り紙的には4個、写実性を追求した5角構造実現のためには5個のユニットを使って薔薇を構成する場合がほとんどで、3個あるいは6個のユニットで薔薇を組むことは全く想定していませんでした。これもユニット構成ならではの柔軟性の高い応用例なのかなぁと思っております。

自然界に咲く本物の薔薇でも偶然ハートのシルエットになることはありそうですが、折り紙なら意図的に(というか無理やり?)ハート型にすることができちゃうわけです。

こんな拙い作品ではありますが、「愛と平和」を皆様に、そして世界に、お伝えできればと思っております。

U4ユニットを4個使った薔薇U4-4aは、2月14日(火)にそごう横浜9Fのよみうりカルチャーにて講習させていただく予定になっています。

2017年冬の折り紙教室の案内はこちらです。
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さて、「ハートの薔薇(U4・5-6」 いかがでしたでしょうか。

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2017年2月 4日 (土)

薔薇(U4-4a)

立春ということで、暦の上では春が始まったようですが、まだまだ寒い日が続きます。お天気さえ良ければ日中の日差しはちょっとずつ暖かさが増してきているような気がします。早く本格的な春、来ませんかねぇ。

さて今回は、薔薇(U4-4a)をご覧いただきましょう。

4番目に開発したユニットU4は、一つのパーツで4枚分の花弁を表現できるユニットで、単体の薔薇にもくす玉にも組み上げることができます。

いずれも花弁枚数の多いゴージャスな作品が出来上がります。特に薔薇のくす玉(U4-30)は完成度も高く、当ブログのフラグシップとして揺るぎないレベルの作品です。(見方を変えると、最近はあんまり良い作品が出来てないってことですね…)

薔薇(U4-4a)創作:中 一隆

豪華なくす玉U4-30を折り紙教室で取り上げるための前哨戦として、U4ユニットを4個使った単体の「薔薇U4-4a」を取り上げることにいたしました。

薔薇(U4-4a)創作:中 一隆

U4ユニット4個で、4枚x4個=16枚 の花弁を有する華やかな薔薇を組むことができます。

爪の付いた「がく」を使うことにより、全く糊付けなしで1輪の薔薇が組み上げられるという高い完成度を誇ります。

薔薇(U4-4a)創作:中 一隆

U4ユニット単体はちょっと複雑で結構手間がかかってしまうので、いきなり30個使ってくす玉に仕上げるのはちょっとしんどいかなぁと思い、4個でできる薔薇(U4-4a)でユニット作成に慣れていただこうという作戦です。

薔薇(U4-4a)創作:中 一隆

講習見本として、12.5cmタント紙4枚(25cmを4等分)を使い、受講生へ配布するためのお土産兼見本は10cmのコピー用紙(4枚)で作成いたしました。

この薔薇(U4-4a)は、2月14日(火)にそごう横浜9Fのよみうりカルチャーにて講習させていただく予定になっています。

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さて、「薔薇(U4-4a)」 いかがでしたでしょうか。

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2017年1月30日 (月)

紙の裏面の出ない川崎ローズ「薔薇」

今日は20°くらいまで気温が上がって、明日は一桁台に冷え込むというジェットコースターのような気候です。 体調を崩されませんよう、皆様ご自愛くださいませ。

流通小売り業の方々の戦略(努力?)によって、関東地方でも節分に恵方巻を食べる習わしがあっという間に広がっちゃったようです。あちこちで予約受付中のチラシを目にします。

個人的には、炭水化物の塊を一気に食べるのは、血糖値が急激に上昇したりして、あんまり体によろしくないのではないか、とか思っちゃいますけどね…。(ヘモグロビンA1cとかγGTPとかがちょっと気になるデリケートなお年頃ですので…)

さて今回は、折り紙の裏面の出ない川崎ローズ「薔薇」です。

川崎敏和氏の川崎ローズ「薔薇」は、ちょっと手間がかかりますが、リアリティの高い美しい作品です。

残念なのは、外周花弁の外側に紙の裏面が出てしまうため、タント紙などの両面同色の折り紙が必要になる点です。

紙の裏面の出ない川崎ローズ「薔薇」

まぁ、白い薔薇なら全く問題ないんですが、裏の白い普通の折り紙を使うと、裏の白い面が外側に出ちゃうことになります。

そこで、普通の裏白の折り紙を下図のようにちょっと手を加えておくと、紙のサイズは少し小さくなりますが、外周花弁の外側にも折り紙の色を出すことができるようになります。(慣れるまでは、紙の角をスティックのりで軽く糊付けしておくと折りやすいと思います。)

紙の裏面の出ない川崎ローズ「薔薇」

具体的な折り方は昔の記事「普通の折り紙で折る川崎ローズ「薔薇」をご参照ください。
(こんな役立つ記事?満載の当ブログでございます。昔の記事も読み返してみてね。)

こんな風に折ったら、こちらが裏面の一枚の折り紙だと思って川崎ローズ「薔薇」を通常通りに折ればいいだけです。

川崎ローズ「薔薇」はちょっと斜め(22.5°)に傾いたグリッド線を頼りに折ってゆく作品ですが、このグリッドのマス目が内側の四角とピッタリ一致し、無理なく・無駄なく・スマートに普通の折り紙を使って折ることができます。

紙の裏面の出ない川崎ローズ「薔薇」

折り紙セットに入っている金・銀のホイル折り紙も裏面は白いので、この方法で金・銀の「薔薇」を折ることができます。(ホイル折り紙なので折りにくいですけど…)

ただ、一般的な15cm折り紙でこの手法を適用すると、さらに小さくなっちゃう(約11.5cm)ので17.6cm、あるいは24cmなどのちょっと大きめの折り紙でスタートすることをお勧めします。

紙の裏面の出ない川崎ローズ「薔薇」と川崎ローズ「薔薇」5角版
紙の裏面の出ない川崎ローズ「薔薇」と川崎ローズ「薔薇」5角版

川崎先生の「薔薇」のアレンジとして、五角版、裏面の出ない方法などをご紹介してきました。一応「川崎ローズ研究家」を自称しちゃってますんで、愛と尊敬を持って徹底的に折り込んで研究させていただいた成果を今回披露させていただきました。

川崎ローズファンの方々には、この素晴らしい作品を、「骨までしゃぶる」どころか、骨も「砕いてダンゴにする」くらいの勢いでご堪能いただけたのではないかと思います。

川崎ローズ「薔薇」と紙の裏面の出ない用紙の作り方は、1月10日(火)にそごう横浜9Fのよみうりカルチャーにて、1月29日(日)にはルミネ横浜8Fの朝日カルチャーで講習させていただきました。

また、5角版の川崎ローズ「薔薇」(L2)は、1月24日(火)にそごう横浜9Fのよみうりカルチャーにて、2月5日(火)にルミネ横浜8Fの朝日カルチャーにて講習させていただく予定です。

2017年冬の折り紙教室の案内はこちらです。
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川崎敏和氏のオリジナルの川崎ローズ「薔薇」(4角版)は、

  川崎敏和著「「ばらの夢折り紙 」(朝日出版社)
  川崎敏和著「究極の夢折り紙」(朝日出版社)
  川崎敏和著「折り紙夢WORLD 花と動物編」(朝日出版社)
  川崎敏和著「バラと折り紙と数学と」(森北出版)

に掲載されている作品です。

昨年末発売の川崎先生の新刊「おとぎの国の夢折り紙」です。

さて、「紙の裏面の出ない川崎ローズ「薔薇」」 いかがでしたでしょうか。

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2017年1月20日 (金)

川崎ローズ「薔薇」5角版(L2)

季節的には一年で最も寒いシーズンです。今日の天気予報も、かろうじて雪だるまマークを回避した感じですが…。

まぁ、それでもちょっとずつ日も長くなっていて、春を待ちつつ頑張ってこの寒さを乗り越えていきましょう。

さて今回は、川崎ローズ「薔薇」の5角版(L2)をご紹介しましょう。

前回ご紹介した川崎ローズ「薔薇」は、ご存知のように正方形(四角形)から折る作品で、構造も四角構造の4枚花弁ベースの作品です。

この「薔薇」を五角形の紙から折るように(私が勝手?に)アレンジしたのが、川崎ローズ「薔薇」5角版です。

川崎ローズ「薔薇」5角版(L2)

構造も五角構造となり、5枚花弁ベースのちょっと豪華な「薔薇」になります。

四角→五角アレンジの基本方針はオリジナル(4角版)のグリッド線を5角形にマッピングしなおすことで可能になります。(こんな一言でいうほど単純にはうまくいかないんですが…)

最初の五角アレンジL1は、正方形のグリッド(正方格子)を維持したまま5角にマッピングしていたため、最後の蓋を閉じる立体かぶせ折りの角も90度になっており、5角形の内角108°と合致しないという問題がありました。

川崎ローズ「薔薇」5角版(L2)

この問題を解決すべく、バージョンL2ではオリジナル(4角版)の正方格子を斜めに歪めて斜方格子(格子のマス目がひし形)として5角形の用紙にマッピングする手法をとっています。

これにより、底面の立体かぶせ折りの角を、5角形の内角108°に一致させることができ、正しい5角構造を構成することができるようになりました。(パチ・パチ・パチ…)

川崎ローズ「薔薇」5角版(L2)

残課題は底面のサイズで、1辺の長さが同じ4角形と5角形では、5角形のほうが面積が大きくなるため、見かけの直径も大きくなってしまいます。このため、外周花弁が若干広がり気味のやや幅広(平坦)のフォルムになっています。(中央に穴もあいちゃうし…) まぁこの辺りは原理的なものなのでやむ得ないかとも感じています。

川崎先生のオリジナル4角版をベースに、5角版へとアレンジしてみたわけですが、原理的には同じ方法で6角版、7角版、8角版も可能(なハズ)です。逆に今回の折り方を4角形に適用すればオリジナルの川崎ローズ「薔薇」が復元されます。ある意味ではオリジナル4角版の「薔薇」を一般のN角形で拡張定義したともいえると思います。(なんだかちょっと、生意気なこと言っちゃってるぞ~?)

この作品を折る際には5角形の用紙が必要で、正方形の折り紙から切り出す必要があります。精度の高い5角形の切り出し方こちらの記事をご参照ください。

そんなわけで、そこそこの完成度のアレンジが完成いたしましたので、折り紙教室で講習させていただくことにいたしました。

この川崎ローズ「薔薇」5角版(L2)は、1月24日(火)にそごう横浜9Fのよみうりカルチャーにて、2月5日(日)にルミネ横浜8Fの朝日カルチャーにて講習させていただく予定です。

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川崎敏和氏のオリジナルの川崎ローズ「薔薇」(4角版)は、

  川崎敏和著「「ばらの夢折り紙 」(朝日出版社)
  川崎敏和著「究極の夢折り紙」(朝日出版社)
  川崎敏和著「折り紙夢WORLD 花と動物編」(朝日出版社)
  川崎敏和著「バラと折り紙と数学と」(森北出版)

に掲載されている作品です。

昨年末発売の川崎先生の新刊「おとぎの国の夢折り紙」のご紹介はまた後で…。

さて、「川崎ローズ「薔薇」5角版(L2)」 いかがでしたでしょうか。

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2017年1月14日 (土)

川崎ローズ「薔薇」

今シーズン一番の寒気だそうで、寒いです。ただひたすら寒いです。まぁ、冬なんで寒いのも仕方がありませんが、早く春がやってきませんかねぇ。

センター試験の日は毎年寒波や大雪なので、日程を見直したほうがいいんじゃないかと思ったりします。受験生の方々も、ここを超えたらぐっと春が近づくことでしょう。

さて今回は、川崎ローズ「薔薇」をご紹介しましょう。

言わずと知れたバラの折り紙の第一人者川崎敏和氏の「薔薇」です。

「バラ」でも「ばら」でも「ローズ」でもない「薔薇」で、数ある川崎敏和氏のバラ作品のなかで、漢字表記の「薔薇」と名付けられているのはこの作品だけです。

川崎ローズ「薔薇」

それだけ原作者の思い入れの込められた作品と言えると思います。

写実性の高い美しい「薔薇」ですが、折るのはそれなりに大変で、折り紙マニアとかフリークの間では、難しさの基準になっちゃってるような作品です。あの作品は川崎ローズ「薔薇」より「難しい」とか、「やさしい」というような表現をしたりします。

川崎ローズ「薔薇」

そういう意味では、折り紙マニア・折り紙フリークへの登龍門のような作品と言えるかもしれません。

まぁそんなわけで、マニアックな作品私の作品とか佐藤ローズとか?)に取り組む我が折り紙教室(誰がそんな風にしちゃったんだ?)としては、避けて通ることのできない作品です。

川崎ローズ「薔薇」

受講生の方々からのご希望もありましたので、この川崎ローズ「薔薇」を取り上げさせていただくことにいたしました。

川崎ローズ「薔薇」

ご覧いただいている写真は、生徒さんへの見本兼お土産として作成したもので、15cmタント紙で作成しました。本来、この作品のディテールをじっくり見ていただくためには、もっと大きな紙で折ったほうがよいのですが、教材予算の都合です。

この川崎ローズ「薔薇」は1月10日(火)にそごう横浜9Fのよみうりカルチャーにて講習させていただきました。また、1月29日(日)にはルミネ横浜8Fの朝日カルチャーで講習させていただく予定になっています。

後日あらためてご紹介する予定ですが、横浜の折り紙教室では、この川崎ローズ「薔薇」を5角形から折るようにアレンジした5角版(L2)も講習する予定になっています。

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川崎敏和氏の川崎ローズ「薔薇」は、

  川崎敏和著「「ばらの夢折り紙 」(朝日出版社)
  川崎敏和著「究極の夢折り紙」(朝日出版社)
  川崎敏和著「折り紙夢WORLD 花と動物編」(朝日出版社)
  川崎敏和著「バラと折り紙と数学と」(森北出版)

に掲載されている作品です。

川崎先生の書籍といえば、昨年末に新刊「おとぎの国の夢折り紙」が発売されました。

新しいバラも2作品収録されています。ご紹介はまたの機会に…。

さて、「川崎ローズ「薔薇」」 いかがでしたでしょうか。

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2017年1月 9日 (月)

薔薇(U6w-4)と鶴のお正月飾り

昨日から嵐のようなお天気ですが、午後には回復してくるようです。
今年のお正月は何となく短くて、ちょっと損した気分かなぁと思っていたら、すぐ3連休になっちゃいました。(成人の日は1月15日だったハズなのにねぇ。) 
世間の皆様はこの3連休が終わると完全に平日モードに戻るんじゃないかと思います。個人的には1はずっとお正なんですけどね…。

さて今回ご紹介するのは、薔薇(U6w-4)と鶴のお正月飾りです。

6番目のユニットU6は、ひたすらシンプルな構造を目指して開発したユニットで、30枚組のくす玉U6-30を既に紹介させていただいています。

このように、U6ユニットでくす玉を構成することはできるんですが、そのシンプルな構造ゆえに単体のバラは構成しにくくなっています。「がく」を取り付けるための仕組みが作れないというか、シンプルすぎて取り付く島がないっていう感じです。

薔薇(U6w-4)と鶴のお正月飾り

そこで登場するのがU6wユニットで、U6ユニットを2個つなげた構造によって、花弁ボリュームが約2倍に増すことだけでなく、リソースの余裕を使って「がく」とのジョイントと部を折りだすことができます。

今回は「がく」を「折り鶴の羽」に置き換えて、4羽の鶴に支えられた薔薇を実現しています。

薔薇(U6w-4)と鶴のお正月飾り

ご存知のように、当ブログのバラ作品に用いている「がく」はほとんど「鶴の基本形」をベースとしおり、「がく」の先端の構造は鶴の羽と同じです。これを本物の鶴の羽に置き換えたってことになります。

薔薇(U6w-4)と鶴のお正月飾り

4羽の折り鶴がそれぞれ紙の端を持ってぐるぐると回りながら薔薇を折り上げてゆくというようなイメージでしょうか。(一応念のために申し添えておきますと、どんどんグルグル回り続けてもバターになったりしません。)

花弁枚数の多い豪華な薔薇と伝統的な折り鶴の組み合わによる、お正月らしい華やかな作品になったのではないかと思います。

この「薔薇(U6w-4)と鶴のお正月飾り」は昨年12月18日(日)にルミネ横浜8Fの朝日カルチャーにて、12月27日(火)にそごう横浜9Fのよみうりカルチャーにて講習させていただきました。

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2016年12月 1日 (木)

薔薇(U9-4)

とうとう、12月に入りましたね。なんだか、今年は秋らしさを堪能する暇もなくあっという間に冬が来ちゃった気がします。それに今年もあと一か月で終わりです。個人的には年末や年始だからという行事にはほとんど無縁なので、昨日の延長上を漫然と生きていくだけなんですが、世間の皆様が師走だとか忙しそうにしているので、つられて気分的にソワソワしている今日この頃です。

さて今回は薔薇(U9-4)です。

以前に、薔薇(U9s-4)のプロトタイプをご覧いただきましたが、今回は一つ世代をさかのぼって薔薇(U9-4)をご紹介します。(sが付いてなくって、若干「これでもかっ!」感がうすい作品です。)

薔薇(U9-4)

ユニットで作る単体のバラは、U5あたりが完成度としてはピークかなぁと感じていたのですが、アプローチを少し変えて「不切正方n枚折り」から離脱してコストパフォーマンスを重視したのがU7U7Lです。

このU7Lが思いのほか良い感触でしたので、U7Lをベースに花弁形状に手を加えたのが今回のU9になります。

薔薇(U9-4)

ユニットU9を4個使って、「がく」で固定したのが薔薇U9-4になります。

U7Lからの変更点は、それぞれの花弁を湾曲させることによりより本物の薔薇に近づけている点で、最外周の花弁はU7Lと同じすり鉢状ですが、内周にいくに従って湾曲させた構造により花弁が立ちカップ状になっています。

薔薇(U9-4)

また、花芯もU7U7Lのタイトに巻き込む構造から、C1C3に用いたややルーズに巻き絡める構造に変更しています。

U7Lと比較すると、花弁を湾曲させる工程が増えてかなり手間のかかる作品になりましたが、当初の目論見通り作品のリアリティを少し上げることはできたのではないかと思っています。

さて「薔薇(U9-4)」いかがでしたでしょうか。

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P.S.
佐藤ローズでお馴染みの川崎亜子さんが、私の作品バラ(C3)を折ってくださり、その写真が日本折紙学会の機関誌「折紙探偵団マガジン」№160号に掲載されたようです。合わせてお楽しみください。
折紙探偵団マガジン№160号掲載のバラ(C3)作成・撮影:川崎亜子
川崎亜子さんの許可を得て転載させていただきました。

 

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2016年11月13日 (日)

薔薇(U9s-4)プロトタイプ

「このまま真冬に突入しちゃうんじゃないか」と思うぐらいの寒い日々から、やっと穏やかな陽気の土日となりました。でも今シーズン一番の冷え込みってヤツは日々更新されていきますし、本格的な冬を迎える覚悟をしとかなきゃいけませんね。(寒いのやだなぁ…)

さて今回は、新しいユニットU9sを使った薔薇(U9s-4)プロトタイプです。

「プロトタイプ」とお断りしなければならない理由は、まだ折り図が描けていないというか、カンで折ってしまった部分が何か所もあるにもかかわらず、意外と良い作品に出来上がってしまい本人が一番焦ってるってことです。(酔っぱらって、興に任せて折ったりしてっると、たまにこんなこともあるんです…。)

薔薇(U9s-4)プロトタイプ

ユニットU7の素性が思ったより良い感じでしたので、U7にちょっと手を加えたU7Lをベースにリアリティを追求すべく新しく開発したユニットがU9です。U7の系統なので、正統派折り紙というより、アートフラワー的というかペーパークラフトライクな構成になっちゃってます。)

さらにU9に手を加えて、「これでもかっ!」感を極めた(飲みながらね)のが今回のU9sになります。

薔薇(U9s-4)プロトタイプ

ご覧の薔薇(U9s-4)は正方形から作るU9sユニット4つと「がく」で構成した作品になります。

どうせ「これでもかっ!」感をアピールするなら5角構造の5枚組U9s-5を作れば…とも思ったんですが、まぁ楽しみ?は後にとっておきましょう。(一品料理で終わっちゃうかもしれませんしね。だいたい、5つもこんなユニット作れないもん…)

薔薇(U9s-4)プロトタイプ

U7と比較すると、花全体の構造をすり鉢形からカップ状に変更し、合わせて花芯をタイトに巻き込む構造から、C1C3に用いたややルーズに巻き絡める構造に変更しています。

カップ形状を実現するため、K2椿の外周花弁に用いたような花弁を湾曲させる工程が各所に入っており、かなり手間のかかる作品になってしまいましたが、「これでもかっ!」感は十分に表現できたのではないかと思います。(ところで…、「これでもかっ!」感って何?)

厳密には、「がく」と接続する際外周部はU7U7L)と同様なすり鉢状ですが、花弁の湾曲構造により花芯部に近づくにしたがって花弁が立ち、カップ状になってゆく仕組みです。

薔薇(U9s-4)プロトタイプ

これまで開発してきたバラ作品の技法のいいとこ取りをした集大成として、今後の作品のクオリティを高めるための新たなフラグシップモデルの誕生となるといいなぁと(他人事のように)思っております。(あれこれ言ってないで、早く折り図を描こう!)

さて、いい作品を創作するために、今日も一杯やるか……。 いやぁーまぁ、これも仕事ですんで…

さて新しいユニットU9sを使った、「これでもかっ!」感満載の「薔薇(U9s-4)プロトタイプ」いかがでしたでしょうか。

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2016年11月 1日 (火)

バラのつぼみのテーブルフラワー

とうとう11月になっちゃいましたね。ハロウィンが終わると次はクリスマスで、なんだか今年も終わっちゃう感じになってきました。朝晩の冷え込みも厳しくなってきて、お布団が恋しい季節に突入いたしました。この冬は寒くなるんでしょうかねぇ。

さて今回は、「バラのつぼみのテーブルフラワー」をご紹介します。

初代の川崎ローズをつぼみらしくなるように、ちょっとアレンジした「バラのつぼみ」を使ったテーブルフラワーです。

バラのつぼみのテーブルフラワー

オリジナルの「初代川崎ローズ」からの変更点はわずかですが、折り上げるのは格段に難しくなります。まぁ、その分花芯径を小さくすることができ、全体的に細身のつぼみらしい「つぼみ」になります。

バラのつぼみのテーブルフラワー

この「バラのつぼみ」を5輪使ってテーブルフラワーに仕上げた作品になります。

花の台は、いつもの使っているもので、毎回(というほどでもないか…)折り紙教室で講習させていただいているものです。

バラのつぼみのテーブルフラワー 

このアレンジ自体はもう7~8年前に作ったものそのままで、葉っぱやユリの小花などの添え物のないシンプルな構成になっています。(当時は素材さえ良ければ、ミックスピザよりマルゲリータのほうが美味しいと思ってたんでしょうね。今は…、食べれれば何でもおいしくいただきます! …おなかすいた!)

バラのつぼみのテーブルフラワー

秋冬向けの講習作品ということで、普通の折り紙ではなく、タント紙を使って落ち着きのある色調の作品に仕上げてみました。

この「バラのつぼみのテーブルフラワー」は11/8(火)、11/22(火)の2回でそごう横浜9Fのよみうりカルチャーにて講習させていただく予定になっています。

2016年秋の折り紙教室の案内はこちらです。
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さて、「バラのつぼみのテーブルフラワー」 いかがでしたでしょうか。

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オリジナルの「初代川崎ローズ」はこちらに掲載されています。

 川崎敏和 著「ばらの夢折り紙」(朝日出版社)
 川崎敏和 著 「折り紙夢WORLD 」(朝日出版社)
 川崎敏和 編・著 「博士の折り紙夢BOOK 」(朝日出版社)

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