川崎ローズ

2019年1月23日 (水)

川崎ローズ「がく付きのつぼみ」のアレンジ

寒さは相変わらずで、さらにこれから一番寒い時期に向かう季節のようです。とりあえずお天気には恵まれていて、成人式やセンター試験に天候が荒れなくて何よりだったと思います。空気が乾燥してるようですので、うがい手洗い、火の元確認などご注意ください。

さて今回は、複合ねじり折りを使った「がく付きのつぼみ」(川崎ローズ)のアレンジです。

川崎敏和氏の「がく」の付いたバラのつぼみは、インサイドアウト技法を用いて花弁と異なる色(紙の裏面)の「がく」を折り出した作品です。

可愛らしい作品ですが、どうしても本格的な「薔薇」(斜めから折るむずかしいヤツ)と並べて掲載される場合が多く、「薔薇」を折るための練習用という位置づけになりやすいようです。

今回はこの「がく付きのつぼみ」の花芯に、以前ご紹介した「複合ねじり折り」を導入したアレンジをご覧いただきましょう。

川崎ローズ「がく付きのつぼみ」のアレンジ アレンジ:中 一隆

この作品は本来は裏が緑の両面折り紙を使うべきなのでしょうが、入手も面倒ですし色のバラエティーも少ないと思いますので、今回は緑の折り紙をグリッド2マス角に小さく切って紙の裏面よすみに貼り付けて「がく」に色を付けています。

川崎ローズ「がく付きのつぼみ」のアレンジ アレンジ:中 一隆

今回導入した「複合ねじり折り」によって花弁ボリュームがふんわりと増し、可愛らしさもアップした仕上がりになっていると思います。(自画自賛!)

川崎ローズ「がく付きのつぼみ」のアレンジ アレンジ:中 一隆

ご存知のように、この「がく付きのつぼみ」は基本構造が本格的な「薔薇」とほぼ同じであるため、「薔薇」を講習する際には、ウオーミングアップというか前哨戦として、練習用に折っていただく場合が多いと思います。

川崎ローズ「がく付きのつぼみ」のアレンジ アレンジ:中 一隆

これくらいのクオリティーがあれば、練習用として折るだけではもったいないというか、最終目的として折っていただいてもよいのではないかと思います。

さて、「川崎ローズ「がく付きのつぼみ」のアレンジ」いかがでしたでしょうか。

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川崎ローズ「がく付きのつぼみ」のオリジナル版はこちらに掲載されています。
  川崎敏和著「ばらの夢折り紙 」(朝日出版社)
  川崎敏和著「究極の夢折り紙」(朝日出版社)
  川崎敏和著「バラと折り紙と数学と」(森北出版)

 

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2018年12月15日 (土)

川崎ローズ「薔薇」のアレンジ(複合ねじり折り)L3

12月も半ばになって、急激に冷え込んできました。「冬ってこんなに寒かったんだ!」と実感させられる日々です。布団から出れずにぐずぐずしてると、日没も早いのですぐ一日が終わっちゃいます。なんとなく忙しい気分の師走ですが、風邪などひきませんよう体調管理にお気を付けください。

さて今回は、川崎ローズ「薔薇」の新しいアレンジL3をご紹介しましょう。

川崎敏和氏の斜めから折るちょっと難しい「薔薇」は、折り紙愛好家でしたら一度は折ったことのある作品だと思います。

当ブログでは、この川崎ローズ「薔薇」を五角形から折るようにアレンジしたL1 L2 をご紹介させていただいており、斜方格子を使ったL2は朝日カルチャー横浜の「花の折り紙一日講座」でも講習(2018年6月10日)させていただいています。(これとは別に裏白の普通の折り紙で折る方法なんて記事もありましたね。)

今回の新しいアレンジL3は五角構造ではなく、オリジナルと同様に正方形から折る作品(不切正方一枚)ですが、花芯構造に手を加えて少しボリュームがアップした「薔薇」になっています。

複合ねじり折りを使った川崎ローズ「薔薇」L3 アレンジ:中 一隆

川崎敏和氏のいわゆる川崎ローズは、花芯に藤本修三氏考案の「ねじり折り」を立体化させて使用するのが大きな特徴です。

今回のアレンジL3では、このねじり折りを複合的にネスト(nest)した入れ子構造のねじり折り「複合ねじり折り」 (Complex Multi-stage Twist Folding))を採用することで、花芯部のグルグルを増しています。

複合ねじり折りを使った川崎ローズ「薔薇」L3 アレンジ:中 一隆

ご存知のように、ねじり折りの中心部は平坦な正方形ですが、この中にもう一段ねじり構造を追加したような形で、入れ子構造の段間(ステージ)を超える形でトータルの花弁ボリュームが略倍増する仕組みになっています。

リカーシブな構造を持つR系列のバラでは、多段の花弁が段 (Stage)間で互いに独立しており、マトリョーシカのような入れ子構造をとっているのに対し、この「複合ねじり折り」では複数にネストした花弁が多段であると同時に相互に絡み合う複雑な構造です。(Complexの所以です。マトリョーシカでいうと、内側の人形の手が外側にはみ出て巻きついてるような感じ?)

複合ねじり折りを使った川崎ローズ「薔薇」L3 アレンジ:中 一隆

外周花弁の構造はオリジナルの「薔薇」と基本的に同じ構造です。

厳密にいうと花芯部のネストを増やした副次的効果により、最外周の花弁がほんの少し大きくなりますが、全体としてバランスの良い方向なのではないかと思います。

複合ねじり折りを使った川崎ローズ「薔薇」L3 アレンジ:中 一隆

ねじり折りを使ったバラの花芯部のボリュームを増す方法として、五角構造の採用なども効果的手法ではありますが、今回のねじり折りをネスト化した「複合ねじり折り」であれば、紙を五角形に切り出す必要もなく、不切正方一枚のまま花弁リッチな「薔薇」に仕上げることができます。 

花芯構造に手を加えるためには、紙の中央部に新たにリソースを割り振る必要があり、「薔薇」特有のグリッド構造に大きく手を加える必要があります。もともとややこしいグリッド構造ですので、着想からアレンジ完成に至るまではそれなりの手間暇とかなりの勇気(?)が必要でしたが、バランスの良いアレンジに仕上がったのではないかと思います。

折り紙ファンのあいだではポピュラーな川崎ローズ「薔薇」の、ちょっと手の込んだアレンジとして、マニアの方にもきっと楽しんでいただけることでしょう。

この複合ねじり折りを使った川崎ローズ「薔薇」のアレンジL3は、来年度(2019)後半~末くらいに折り紙教室で取り上げさせていただこうかなぁと思っています。

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さて、「川崎ローズ「薔薇」のアレンジ(複合ねじり折り)L3」いかがでしたでしょうか。

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2018年8月10日 (金)

初代川崎ローズ(ちょっとアレンジ)の花束

台風も過ぎ去って、また猛暑の日々が戻ってきちゃいましたね。立秋も過ぎたようですので、残暑ってことになるのかもしれませんが、まだまだ殺人的な暑さは続くようです。水分補給などに気を付けて、お体ご自愛くださいませ。

初代川崎ローズのシンプルな花束は、先日ご紹介させていただきましたので、今回は、オリジナルの初代川崎ローズに少し手を加えた、より蕾らしくした「つぼみ」と外周花弁を少し大きめにアレンジしたバラを使った花束アレンジをご覧いただきましょう。

初代川崎ローズ(ちょっとアレンジ)の花束

中央の蕾は、オリジナルから花芯が小さくなるよう少し手を加えた「バラのつぼみ」です。

初代川崎ローズ(ちょっとアレンジ)の花束

周囲4輪のバラは、外周花弁に手を加えて、ちょっと花弁サイズがリッチな構造になっています。(まぁ、普通の方には区別できないかもしれませんが…)

初代川崎ローズ(ちょっとアレンジ)の花束

伝承のユリから作った白い小花4輪に、葉っぱを加えて花束アレンジに仕立てています。

花束の構造は、しっかりしたフレームにラッピングペーパーを巻いた本格的な構造になっています。(折り紙として製作しますので、針金は使ってないんです。)

初代川崎ローズ(ちょっとアレンジ)の花束

初代川崎ローズはシンプルな作品ですが、少し手を加えると表情を変化させることもできますし、何輪か集めてアレンジすると華やかな、存在感のある作品に仕上げることも可能です。

初代川崎ローズの花束アレンジは、9月2日(日)、16日(日)の2回で、ルミネ横浜8Fの朝日カルチャー横浜教室花の折り紙」講座にて講習させていただく予定になっています。

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川崎敏和著 「 ばらの夢折り紙」(解説DVD&オリジナル色紙付き) 朝日出版社

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2018年7月20日 (金)

初代川崎ローズの花束アレンジ

相変わらず猛暑・酷暑の日々が続いています。まだ7月中だというのに、熱帯夜が続くせいか、朝目覚めた段階からグッタリ疲労感満載の今日この頃です。どうぞ小まめな水分・ミネラル補給で熱中症にならないよう十分お気を付けください。

さて今回は、初代川崎ローズの花束アレンジです。

初代川崎ローズの花束アレンジ

川崎敏和氏のバラはどれも「川崎ローズ」と呼ばれていますが、1985年に発表され世界的に「カワサキローズ」と呼ばれるようになった作品がこの初代の川崎ローズです。

いつの間にか日本国内では「福山ローズ」という名称のほうが有名になっちゃってるのかもしれませんが…。

初代川崎ローズの花束アレンジ

写実性の高いバラというよりも、ケーキの上に乗っていたクリームのデコレーションをイメージさせるような作品です。

初代川崎ローズの花束アレンジ

ベーシックなバラ4輪に、白いユリの小花を加えて花束アレンジに仕立ててみました。

初代川崎ローズの花束アレンジ

花束の台(ブーケホルダー)はいつも教室で講習させていただいているものです。

単体ではシンプルなバラですが、何輪か集めて花束にアレンジすると、華やかで存在感ある作品に仕上げることができます。

この初代川崎ローズの花束アレンジは、9月2日(日)、16日(日)の2回で、ルミネ横浜8Fの朝日カルチャー横浜教室花の折り紙」講座にて講習させていただく予定になっています。

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川崎敏和著 「 ばらの夢折り紙」(解説DVD&オリジナル色紙付き) 朝日出版社

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2018年4月30日 (月)

5角形から折る川崎ローズ「薔薇」L2

お天気に恵まれた大型連休になりました。行楽地にお出かけの方も多いのでしょうか。9連休の方もいらっしゃるとか…、あまり休みが長いと社会復帰できなくなっちゃうんじゃないかとか勝手に心配しています。まぁ、私個人としては平日ぶらぶらしている分、通常営業で仕事(のふり?)しております。

さて今回は、5角形から折る川崎ローズ「薔薇」L2 をご覧いただきましょう。

川崎敏和氏の「薔薇」は言わずと知れた川崎ローズの代表作で、折り紙に親しんだ方であれば一度は取り組んだことのある作品なのではないでしょうか。

この川崎ローズ「薔薇」は、正方形から斜めにグリッド(格子)線を入れてゆくのが特徴で、けっこう難しい作品です。

この正方形から折る川崎ローズ「薔薇」を、5角形の用紙から折るようにアレンジした作品になります。

5角形から折る川崎ローズ「薔薇」L2

5角形の用紙から折ることにより、花弁枚数が4枚から5枚に増え、またシルエットも5角構造となり、より本物の薔薇に近づいたのではないかと思います。

5角形から折る川崎ローズ「薔薇」L2

紙とグリッド線との関係は、オリジナルの四角版が22.5°(=90°/4)傾いているのに対し5角版では18°(=72°/4)傾くようにしてあります。

5角形から折る川崎ローズ「薔薇」L2

また、オリジナルの四角版のグリッドが正方格子であるのに対し、5角版(L2)ではマス目がひし形の斜方格子を用いています。この斜方格子の適用により、最終工程底面の立体かぶせ折りも5角形の内角108°と一致させることができ、完全な5角構造を実現しています。(中央に穴が開いちゃうけど…)

5角形から折る川崎ローズ「薔薇」L2

オリジナルの4角版が、もともと難易度の高い作品ですので、「これ以上難しくしてどうするんだ!」というお声もあるのでしょうが、若気(?)の至りというか探求心ゆえに完成したアレンジと思っていただけたらと思います。

この5角形から折る川崎ローズ「薔薇」L2は、6月10日(日)にルミネ横浜8Fの朝日カルチャー横浜教室にて「花の折り紙1日講座」として講習させていただく予定になっています。

受講される方は、川崎敏和氏のオリジナル4角版の「薔薇」をよく練習されてから受講されることをお勧めします。(オリジナル版が折れないと楽しく受講していただけないと思います。受講料を払ってまで、辛く苦しい思いはしたくないんじゃないかと…)

折り紙教室の詳細はこちら です。
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〇「花の折り紙一日講座(公開講座)
日時 : 6月10日(日) 10:00~15:00(昼休憩を含む)
  〇10:00~12:00 佐藤ローズ「シンプルローズ四角版」   講師:川崎亜子氏
  〇13:00~15:00 5角形から折る川崎ローズ「薔薇」     講師:中 一隆
場所 : 朝日カルチャーセンター横浜教室(ルミネ横浜8F)
花の折り紙一日講座 朝日カルチャー横浜
公開講座として、この日1日のみの受講が可能です。(午前のみ午後のみの受講も可能)
お申し込み・お問い合わせは,朝日カルチャー横浜 045-453-1122 http://www.asahiculture.jp/yokohama/  までお願いいた します。
Webサイトからのオンラインでのお申し込みはこちら です。

さて、「5角形から折る川崎ローズ「薔薇」L2」いかがでしたでしょうか。

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川崎ローズ「薔薇」(オリジナル四角版)はこちらに掲載されています。
  川崎敏和著「ばらの夢折り紙 」(朝日出版社)
  川崎敏和著「究極の夢折り紙」(朝日出版社)
  川崎敏和著「折り紙夢WORLD 花と動物編」(朝日出版社)
  川崎敏和著「バラと折り紙と数学と」(森北出版)

 

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2017年2月10日 (金)

ハートの薔薇(U4・5-6)

この時期にふさわしい極寒のお天気が続いています。冬って毎年こんなに寒かったんでしたかねぇ。昨日は雪もちらほら舞っていたようです。まぁ、この寒さを乗り切れば、もうすぐ春もやってくることでしょう。

さて、今回は「ハートの薔薇U4・5-6)」 です。

バレンタインデー向けに作っていたチョコレートがいつの間にか金の延べ棒(金塊)に化けてしまったので、このシーズンにふさわしい作品としてハート型の薔薇を作ってみました。

ハートの薔薇(U4・5-6)創作:中 一隆

ベースとなっているのはU5ユニットで、大きめの外周花弁を有しているのが特徴です。

このU5ユニットを3個使って、大きな最外周の花弁3枚で三角形のシルエットをつくり、ハート型にしちゃおうというのが当初のもくろみ(なぜか、悪だくみのように聞こえてしまう…)でした。

ハートの薔薇(U4・5-6)創作:中 一隆

しかしながら、U5ユニット3個だけでは十分な花弁ボリュームが得られず、あまりに寂しく(スカスカ?)なってしまったので、急遽U4ユニットを3個追加して(増量材か?)、内周花弁のボリュームをかさ増しいたしました。

U5ユニットU4ユニットの後継ユニットで、U4の外周の2枚の花弁を一つにまとめて大きくしたものです。このため内周花弁の構造はU5U4とでほぼ同じため、混在させても違和感は少ないと思います。

ハートの薔薇(U4・5-6)創作:中 一隆

最終的にU5ユニット3個+U4ユニット3個の計6個の混成ユニットで出来ています。

記号番号による表現だと、U4・5-6 にでもなるのでしょうか。(U4-3+U5-3 でもいいんんですが…)

ハートの薔薇(U4・5-6)創作:中 一隆

3枚の大きめの外周花弁(U5)を左右の2枚は丸く、下方の1枚は先を尖らせるようにカールさせて、ハートのシルエットの薔薇となりました。

まぁ、真正面から見ないとハート形状はよくわからないんですケドね。

ユニットを6個も使ってますんで、それなりにゴージャス感も出せたのではないかと思います。

四角い折り紙的には4個、写実性を追求した5角構造実現のためには5個のユニットを使って薔薇を構成する場合がほとんどで、3個あるいは6個のユニットで薔薇を組むことは全く想定していませんでした。これもユニット構成ならではの柔軟性の高い応用例なのかなぁと思っております。

自然界に咲く本物の薔薇でも偶然ハートのシルエットになることはありそうですが、折り紙なら意図的に(というか無理やり?)ハート型にすることができちゃうわけです。

こんな拙い作品ではありますが、「愛と平和」を皆様に、そして世界に、お伝えできればと思っております。

U4ユニットを4個使った薔薇U4-4aは、2月14日(火)にそごう横浜9Fのよみうりカルチャーにて講習させていただく予定になっています。

2017年冬の折り紙教室の案内はこちらです。
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さて、「ハートの薔薇(U4・5-6」 いかがでしたでしょうか。

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2017年1月30日 (月)

紙の裏面の出ない川崎ローズ「薔薇」

今日は20°くらいまで気温が上がって、明日は一桁台に冷え込むというジェットコースターのような気候です。 体調を崩されませんよう、皆様ご自愛くださいませ。

流通小売り業の方々の戦略(努力?)によって、関東地方でも節分に恵方巻を食べる習わしがあっという間に広がっちゃったようです。あちこちで予約受付中のチラシを目にします。

個人的には、炭水化物の塊を一気に食べるのは、血糖値が急激に上昇したりして、あんまり体によろしくないのではないか、とか思っちゃいますけどね…。(ヘモグロビンA1cとかγGTPとかがちょっと気になるデリケートなお年頃ですので…)

さて今回は、折り紙の裏面の出ない川崎ローズ「薔薇」です。

川崎敏和氏の川崎ローズ「薔薇」は、ちょっと手間がかかりますが、リアリティの高い美しい作品です。

残念なのは、外周花弁の外側に紙の裏面が出てしまうため、タント紙などの両面同色の折り紙が必要になる点です。

紙の裏面の出ない川崎ローズ「薔薇」

まぁ、白い薔薇なら全く問題ないんですが、裏の白い普通の折り紙を使うと、裏の白い面が外側に出ちゃうことになります。

そこで、普通の裏白の折り紙を下図のようにちょっと手を加えておくと、紙のサイズは少し小さくなりますが、外周花弁の外側にも折り紙の色を出すことができるようになります。(慣れるまでは、紙の角をスティックのりで軽く糊付けしておくと折りやすいと思います。)

紙の裏面の出ない川崎ローズ「薔薇」

具体的な折り方は昔の記事「普通の折り紙で折る川崎ローズ「薔薇」をご参照ください。
(こんな役立つ記事?満載の当ブログでございます。昔の記事も読み返してみてね。)

こんな風に折ったら、こちらが裏面の一枚の折り紙だと思って川崎ローズ「薔薇」を通常通りに折ればいいだけです。

川崎ローズ「薔薇」はちょっと斜め(22.5°)に傾いたグリッド線を頼りに折ってゆく作品ですが、このグリッドのマス目が内側の四角とピッタリ一致し、無理なく・無駄なく・スマートに普通の折り紙を使って折ることができます。

紙の裏面の出ない川崎ローズ「薔薇」

折り紙セットに入っている金・銀のホイル折り紙も裏面は白いので、この方法で金・銀の「薔薇」を折ることができます。(ホイル折り紙なので折りにくいですけど…)

ただ、一般的な15cm折り紙でこの手法を適用すると、さらに小さくなっちゃう(約11.5cm)ので17.6cm、あるいは24cmなどのちょっと大きめの折り紙でスタートすることをお勧めします。

紙の裏面の出ない川崎ローズ「薔薇」と川崎ローズ「薔薇」5角版
紙の裏面の出ない川崎ローズ「薔薇」と川崎ローズ「薔薇」5角版

川崎先生の「薔薇」のアレンジとして、五角版、裏面の出ない方法などをご紹介してきました。一応「川崎ローズ研究家」を自称しちゃってますんで、愛と尊敬を持って徹底的に折り込んで研究させていただいた成果を今回披露させていただきました。

川崎ローズファンの方々には、この素晴らしい作品を、「骨までしゃぶる」どころか、骨も「砕いてダンゴにする」くらいの勢いでご堪能いただけたのではないかと思います。

川崎ローズ「薔薇」と紙の裏面の出ない用紙の作り方は、1月10日(火)にそごう横浜9Fのよみうりカルチャーにて、1月29日(日)にはルミネ横浜8Fの朝日カルチャーで講習させていただきました。

また、5角版の川崎ローズ「薔薇」(L2)は、1月24日(火)にそごう横浜9Fのよみうりカルチャーにて、2月5日(火)にルミネ横浜8Fの朝日カルチャーにて講習させていただく予定です。

2017年冬の折り紙教室の案内はこちらです。
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川崎敏和氏のオリジナルの川崎ローズ「薔薇」(4角版)は、

  川崎敏和著「「ばらの夢折り紙 」(朝日出版社)
  川崎敏和著「究極の夢折り紙」(朝日出版社)
  川崎敏和著「折り紙夢WORLD 花と動物編」(朝日出版社)
  川崎敏和著「バラと折り紙と数学と」(森北出版)

に掲載されている作品です。

昨年末発売の川崎先生の新刊「おとぎの国の夢折り紙」です。

さて、「紙の裏面の出ない川崎ローズ「薔薇」」 いかがでしたでしょうか。

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2017年1月20日 (金)

川崎ローズ「薔薇」5角版(L2)

季節的には一年で最も寒いシーズンです。今日の天気予報も、かろうじて雪だるまマークを回避した感じですが…。

まぁ、それでもちょっとずつ日も長くなっていて、春を待ちつつ頑張ってこの寒さを乗り越えていきましょう。

さて今回は、川崎ローズ「薔薇」の5角版(L2)をご紹介しましょう。

前回ご紹介した川崎ローズ「薔薇」は、ご存知のように正方形(四角形)から折る作品で、構造も四角構造の4枚花弁ベースの作品です。

この「薔薇」を五角形の紙から折るように(私が勝手?に)アレンジしたのが、川崎ローズ「薔薇」5角版です。

川崎ローズ「薔薇」5角版(L2)

構造も五角構造となり、5枚花弁ベースのちょっと豪華な「薔薇」になります。

四角→五角アレンジの基本方針はオリジナル(4角版)のグリッド線を5角形にマッピングしなおすことで可能になります。(こんな一言でいうほど単純にはうまくいかないんですが…)

最初の五角アレンジL1は、正方形のグリッド(正方格子)を維持したまま5角にマッピングしていたため、最後の蓋を閉じる立体かぶせ折りの角も90度になっており、5角形の内角108°と合致しないという問題がありました。

川崎ローズ「薔薇」5角版(L2)

この問題を解決すべく、バージョンL2ではオリジナル(4角版)の正方格子を斜めに歪めて斜方格子(格子のマス目がひし形)として5角形の用紙にマッピングする手法をとっています。

これにより、底面の立体かぶせ折りの角を、5角形の内角108°に一致させることができ、正しい5角構造を構成することができるようになりました。(パチ・パチ・パチ…)

川崎ローズ「薔薇」5角版(L2)

残課題は底面のサイズで、1辺の長さが同じ4角形と5角形では、5角形のほうが面積が大きくなるため、見かけの直径も大きくなってしまいます。このため、外周花弁が若干広がり気味のやや幅広(平坦)のフォルムになっています。(中央に穴もあいちゃうし…) まぁこの辺りは原理的なものなのでやむ得ないかとも感じています。

川崎先生のオリジナル4角版をベースに、5角版へとアレンジしてみたわけですが、原理的には同じ方法で6角版、7角版、8角版も可能(なハズ)です。逆に今回の折り方を4角形に適用すればオリジナルの川崎ローズ「薔薇」が復元されます。ある意味ではオリジナル4角版の「薔薇」を一般のN角形で拡張定義したともいえると思います。(なんだかちょっと、生意気なこと言っちゃってるぞ~?)

この作品を折る際には5角形の用紙が必要で、正方形の折り紙から切り出す必要があります。精度の高い5角形の切り出し方こちらの記事をご参照ください。

そんなわけで、そこそこの完成度のアレンジが完成いたしましたので、折り紙教室で講習させていただくことにいたしました。

この川崎ローズ「薔薇」5角版(L2)は、1月24日(火)にそごう横浜9Fのよみうりカルチャーにて、2月5日(日)にルミネ横浜8Fの朝日カルチャーにて講習させていただく予定です。

2017年冬の折り紙教室の案内はこちらです。
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川崎敏和氏のオリジナルの川崎ローズ「薔薇」(4角版)は、

  川崎敏和著「「ばらの夢折り紙 」(朝日出版社)
  川崎敏和著「究極の夢折り紙」(朝日出版社)
  川崎敏和著「折り紙夢WORLD 花と動物編」(朝日出版社)
  川崎敏和著「バラと折り紙と数学と」(森北出版)

に掲載されている作品です。

昨年末発売の川崎先生の新刊「おとぎの国の夢折り紙」のご紹介はまた後で…。

さて、「川崎ローズ「薔薇」5角版(L2)」 いかがでしたでしょうか。

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2017年1月14日 (土)

川崎ローズ「薔薇」

今シーズン一番の寒気だそうで、寒いです。ただひたすら寒いです。まぁ、冬なんで寒いのも仕方がありませんが、早く春がやってきませんかねぇ。

センター試験の日は毎年寒波や大雪なので、日程を見直したほうがいいんじゃないかと思ったりします。受験生の方々も、ここを超えたらぐっと春が近づくことでしょう。

さて今回は、川崎ローズ「薔薇」をご紹介しましょう。

言わずと知れたバラの折り紙の第一人者川崎敏和氏の「薔薇」です。

「バラ」でも「ばら」でも「ローズ」でもない「薔薇」で、数ある川崎敏和氏のバラ作品のなかで、漢字表記の「薔薇」と名付けられているのはこの作品だけです。

川崎ローズ「薔薇」

それだけ原作者の思い入れの込められた作品と言えると思います。

写実性の高い美しい「薔薇」ですが、折るのはそれなりに大変で、折り紙マニアとかフリークの間では、難しさの基準になっちゃってるような作品です。あの作品は川崎ローズ「薔薇」より「難しい」とか、「やさしい」というような表現をしたりします。

川崎ローズ「薔薇」

そういう意味では、折り紙マニア・折り紙フリークへの登龍門のような作品と言えるかもしれません。

まぁそんなわけで、マニアックな作品私の作品とか佐藤ローズとか?)に取り組む我が折り紙教室(誰がそんな風にしちゃったんだ?)としては、避けて通ることのできない作品です。

川崎ローズ「薔薇」

受講生の方々からのご希望もありましたので、この川崎ローズ「薔薇」を取り上げさせていただくことにいたしました。

川崎ローズ「薔薇」

ご覧いただいている写真は、生徒さんへの見本兼お土産として作成したもので、15cmタント紙で作成しました。本来、この作品のディテールをじっくり見ていただくためには、もっと大きな紙で折ったほうがよいのですが、教材予算の都合です。

この川崎ローズ「薔薇」は1月10日(火)にそごう横浜9Fのよみうりカルチャーにて講習させていただきました。また、1月29日(日)にはルミネ横浜8Fの朝日カルチャーで講習させていただく予定になっています。

後日あらためてご紹介する予定ですが、横浜の折り紙教室では、この川崎ローズ「薔薇」を5角形から折るようにアレンジした5角版(L2)も講習する予定になっています。

2017年冬の折り紙教室の案内はこちらです。
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川崎敏和氏の川崎ローズ「薔薇」は、

  川崎敏和著「「ばらの夢折り紙 」(朝日出版社)
  川崎敏和著「究極の夢折り紙」(朝日出版社)
  川崎敏和著「折り紙夢WORLD 花と動物編」(朝日出版社)
  川崎敏和著「バラと折り紙と数学と」(森北出版)

に掲載されている作品です。

川崎先生の書籍といえば、昨年末に新刊「おとぎの国の夢折り紙」が発売されました。

新しいバラも2作品収録されています。ご紹介はまたの機会に…。

さて、「川崎ローズ「薔薇」」 いかがでしたでしょうか。

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折り紙の楽しさを感じていただけたら、ぜひお近くの折り紙教室へ。

自分で折れたらもっと楽しい。折り紙教室の詳細はこちらです。

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2016年11月 1日 (火)

バラのつぼみのテーブルフラワー

とうとう11月になっちゃいましたね。ハロウィンが終わると次はクリスマスで、なんだか今年も終わっちゃう感じになってきました。朝晩の冷え込みも厳しくなってきて、お布団が恋しい季節に突入いたしました。この冬は寒くなるんでしょうかねぇ。

さて今回は、「バラのつぼみのテーブルフラワー」をご紹介します。

初代の川崎ローズをつぼみらしくなるように、ちょっとアレンジした「バラのつぼみ」を使ったテーブルフラワーです。

バラのつぼみのテーブルフラワー

オリジナルの「初代川崎ローズ」からの変更点はわずかですが、折り上げるのは格段に難しくなります。まぁ、その分花芯径を小さくすることができ、全体的に細身のつぼみらしい「つぼみ」になります。

バラのつぼみのテーブルフラワー

この「バラのつぼみ」を5輪使ってテーブルフラワーに仕上げた作品になります。

花の台は、いつもの使っているもので、毎回(というほどでもないか…)折り紙教室で講習させていただいているものです。

バラのつぼみのテーブルフラワー 

このアレンジ自体はもう7~8年前に作ったものそのままで、葉っぱやユリの小花などの添え物のないシンプルな構成になっています。(当時は素材さえ良ければ、ミックスピザよりマルゲリータのほうが美味しいと思ってたんでしょうね。今は…、食べれれば何でもおいしくいただきます! …おなかすいた!)

バラのつぼみのテーブルフラワー

秋冬向けの講習作品ということで、普通の折り紙ではなく、タント紙を使って落ち着きのある色調の作品に仕上げてみました。

この「バラのつぼみのテーブルフラワー」は11/8(火)、11/22(火)の2回でそごう横浜9Fのよみうりカルチャーにて講習させていただく予定になっています。

2016年秋の折り紙教室の案内はこちらです。
PCならびにPCモード設定の方は、最新の情報をいつでもこちらからご覧いただけます。

さて、「バラのつぼみのテーブルフラワー」 いかがでしたでしょうか。

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オリジナルの「初代川崎ローズ」はこちらに掲載されています。

 川崎敏和 著「ばらの夢折り紙」(朝日出版社)
 川崎敏和 著 「折り紙夢WORLD 」(朝日出版社)
 川崎敏和 編・著 「博士の折り紙夢BOOK 」(朝日出版社)

折り紙の楽しさを感じていただけたら、ぜひお近くの折り紙教室へ。

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