くす玉・ユニット

2017年2月16日 (木)

バラのくす玉(U6w-12)

日中の日差しはだいぶ暖かさを増してきていますが、朝夕の冷え込みは相変わらずです。今日明日あたりは寒さも少し和らぐようですが、まだまだ油断しちゃだめみたいですョ。

さて、今回はバラのくす玉(U6w-12)をご紹介します。

お正月作品として今年は、ユニットU6wを使った「薔薇(U6w-4)と鶴の飾り」を作成いたしました。

U6wU6ユニットを2個つなげた構造で、U6に比較して花弁ボリュームを倍増させることができます。

U6wユニット4個をメインの薔薇として構成したのが「薔薇(U6w-4)と鶴のお正月飾り」でしたので、今回はU6wユニットで構成したくす玉をご覧いただきましょう。

バラのくす玉(U6w-12)

1輪1輪の倍増した花弁ボリュームを生かすために、立体構造は正6面体(立方体)としてU6wユニット12個で構成してみました。

U6ユニットの30枚組のくす玉U6-30と比較すると、花1輪の花弁枚数が増えて個々の花がゴージャスになっています。

バラのくす玉(U6w-12)

くす玉全体としては花の数が6輪と少なく完全な球状とはいいにくい感もありますが、ユニットの特性を生かした良いバランスに仕上がっていると思います。

バラのくす玉(U6w-12)_

シンプルな構造を追求したU6ユニットに比較すると、U6wはユニット作成にちょっと手間がかかりますが、12個のユニットで構成できますので、くす玉としては取り組みやすいのではないかと思います。

さて、「バラのくす玉(U6w-12)」 いかがでしたでしょうか。

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2017年2月10日 (金)

ハートの薔薇(U4・5-6)

この時期にふさわしい極寒のお天気が続いています。冬って毎年こんなに寒かったんでしたかねぇ。昨日は雪もちらほら舞っていたようです。まぁ、この寒さを乗り切れば、もうすぐ春もやってくることでしょう。

さて、今回は「ハートの薔薇U4・5-6)」 です。

バレンタインデー向けに作っていたチョコレートがいつの間にか金の延べ棒(金塊)に化けてしまったので、このシーズンにふさわしい作品としてハート型の薔薇を作ってみました。

ハートの薔薇(U4・5-6)創作:中 一隆

ベースとなっているのはU5ユニットで、大きめの外周花弁を有しているのが特徴です。

このU5ユニットを3個使って、大きな最外周の花弁3枚で三角形のシルエットをつくり、ハート型にしちゃおうというのが当初のもくろみ(なぜか、悪だくみのように聞こえてしまう…)でした。

ハートの薔薇(U4・5-6)創作:中 一隆

しかしながら、U5ユニット3個だけでは十分な花弁ボリュームが得られず、あまりに寂しく(スカスカ?)なってしまったので、急遽U4ユニットを3個追加して(増量材か?)、内周花弁のボリュームをかさ増しいたしました。

U5ユニットU4ユニットの後継ユニットで、U4の外周の2枚の花弁を一つにまとめて大きくしたものです。このため内周花弁の構造はU5U4とでほぼ同じため、混在させても違和感は少ないと思います。

ハートの薔薇(U4・5-6)創作:中 一隆

最終的にU5ユニット3個+U4ユニット3個の計6個の混成ユニットで出来ています。

記号番号による表現だと、U4・5-6 にでもなるのでしょうか。(U4-3+U5-3 でもいいんんですが…)

ハートの薔薇(U4・5-6)創作:中 一隆

3枚の大きめの外周花弁(U5)を左右の2枚は丸く、下方の1枚は先を尖らせるようにカールさせて、ハートのシルエットの薔薇となりました。

まぁ、真正面から見ないとハート形状はよくわからないんですケドね。

ユニットを6個も使ってますんで、それなりにゴージャス感も出せたのではないかと思います。

四角い折り紙的には4個、写実性を追求した5角構造実現のためには5個のユニットを使って薔薇を構成する場合がほとんどで、3個あるいは6個のユニットで薔薇を組むことは全く想定していませんでした。これもユニット構成ならではの柔軟性の高い応用例なのかなぁと思っております。

自然界に咲く本物の薔薇でも偶然ハートのシルエットになることはありそうですが、折り紙なら意図的に(というか無理やり?)ハート型にすることができちゃうわけです。

こんな拙い作品ではありますが、「愛と平和」を皆様に、そして世界に、お伝えできればと思っております。

U4ユニットを4個使った薔薇U4-4aは、2月14日(火)にそごう横浜9Fのよみうりカルチャーにて講習させていただく予定になっています。

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さて、「ハートの薔薇(U4・5-6」 いかがでしたでしょうか。

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2017年2月 4日 (土)

薔薇(U4-4a)

立春ということで、暦の上では春が始まったようですが、まだまだ寒い日が続きます。お天気さえ良ければ日中の日差しはちょっとずつ暖かさが増してきているような気がします。早く本格的な春、来ませんかねぇ。

さて今回は、薔薇(U4-4a)をご覧いただきましょう。

4番目に開発したユニットU4は、一つのパーツで4枚分の花弁を表現できるユニットで、単体の薔薇にもくす玉にも組み上げることができます。

いずれも花弁枚数の多いゴージャスな作品が出来上がります。特に薔薇のくす玉(U4-30)は完成度も高く、当ブログのフラグシップとして揺るぎないレベルの作品です。(見方を変えると、最近はあんまり良い作品が出来てないってことですね…)

薔薇(U4-4a)創作:中 一隆

豪華なくす玉U4-30を折り紙教室で取り上げるための前哨戦として、U4ユニットを4個使った単体の「薔薇U4-4a」を取り上げることにいたしました。

薔薇(U4-4a)創作:中 一隆

U4ユニット4個で、4枚x4個=16枚 の花弁を有する華やかな薔薇を組むことができます。

爪の付いた「がく」を使うことにより、全く糊付けなしで1輪の薔薇が組み上げられるという高い完成度を誇ります。

薔薇(U4-4a)創作:中 一隆

U4ユニット単体はちょっと複雑で結構手間がかかってしまうので、いきなり30個使ってくす玉に仕上げるのはちょっとしんどいかなぁと思い、4個でできる薔薇(U4-4a)でユニット作成に慣れていただこうという作戦です。

薔薇(U4-4a)創作:中 一隆

講習見本として、12.5cmタント紙4枚(25cmを4等分)を使い、受講生へ配布するためのお土産兼見本は10cmのコピー用紙(4枚)で作成いたしました。

この薔薇(U4-4a)は、2月14日(火)にそごう横浜9Fのよみうりカルチャーにて講習させていただく予定になっています。

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2017年1月 9日 (月)

薔薇(U6w-4)と鶴のお正月飾り

昨日から嵐のようなお天気ですが、午後には回復してくるようです。
今年のお正月は何となく短くて、ちょっと損した気分かなぁと思っていたら、すぐ3連休になっちゃいました。(成人の日は1月15日だったハズなのにねぇ。) 
世間の皆様はこの3連休が終わると完全に平日モードに戻るんじゃないかと思います。個人的には1はずっとお正なんですけどね…。

さて今回ご紹介するのは、薔薇(U6w-4)と鶴のお正月飾りです。

6番目のユニットU6は、ひたすらシンプルな構造を目指して開発したユニットで、30枚組のくす玉U6-30を既に紹介させていただいています。

このように、U6ユニットでくす玉を構成することはできるんですが、そのシンプルな構造ゆえに単体のバラは構成しにくくなっています。「がく」を取り付けるための仕組みが作れないというか、シンプルすぎて取り付く島がないっていう感じです。

薔薇(U6w-4)と鶴のお正月飾り

そこで登場するのがU6wユニットで、U6ユニットを2個つなげた構造によって、花弁ボリュームが約2倍に増すことだけでなく、リソースの余裕を使って「がく」とのジョイントと部を折りだすことができます。

今回は「がく」を「折り鶴の羽」に置き換えて、4羽の鶴に支えられた薔薇を実現しています。

薔薇(U6w-4)と鶴のお正月飾り

ご存知のように、当ブログのバラ作品に用いている「がく」はほとんど「鶴の基本形」をベースとしおり、「がく」の先端の構造は鶴の羽と同じです。これを本物の鶴の羽に置き換えたってことになります。

薔薇(U6w-4)と鶴のお正月飾り

4羽の折り鶴がそれぞれ紙の端を持ってぐるぐると回りながら薔薇を折り上げてゆくというようなイメージでしょうか。(一応念のために申し添えておきますと、どんどんグルグル回り続けてもバターになったりしません。)

花弁枚数の多い豪華な薔薇と伝統的な折り鶴の組み合わによる、お正月らしい華やかな作品になったのではないかと思います。

この「薔薇(U6w-4)と鶴のお正月飾り」は昨年12月18日(日)にルミネ横浜8Fの朝日カルチャーにて、12月27日(火)にそごう横浜9Fのよみうりカルチャーにて講習させていただきました。

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さて、「薔薇(U6w-4)と鶴のお正月飾り」 いかがでしたでしょうか。

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2016年12月 1日 (木)

薔薇(U9-4)

とうとう、12月に入りましたね。なんだか、今年は秋らしさを堪能する暇もなくあっという間に冬が来ちゃった気がします。それに今年もあと一か月で終わりです。個人的には年末や年始だからという行事にはほとんど無縁なので、昨日の延長上を漫然と生きていくだけなんですが、世間の皆様が師走だとか忙しそうにしているので、つられて気分的にソワソワしている今日この頃です。

さて今回は薔薇(U9-4)です。

以前に、薔薇(U9s-4)のプロトタイプをご覧いただきましたが、今回は一つ世代をさかのぼって薔薇(U9-4)をご紹介します。(sが付いてなくって、若干「これでもかっ!」感がうすい作品です。)

薔薇(U9-4)

ユニットで作る単体のバラは、U5あたりが完成度としてはピークかなぁと感じていたのですが、アプローチを少し変えて「不切正方n枚折り」から離脱してコストパフォーマンスを重視したのがU7U7Lです。

このU7Lが思いのほか良い感触でしたので、U7Lをベースに花弁形状に手を加えたのが今回のU9になります。

薔薇(U9-4)

ユニットU9を4個使って、「がく」で固定したのが薔薇U9-4になります。

U7Lからの変更点は、それぞれの花弁を湾曲させることによりより本物の薔薇に近づけている点で、最外周の花弁はU7Lと同じすり鉢状ですが、内周にいくに従って湾曲させた構造により花弁が立ちカップ状になっています。

薔薇(U9-4)

また、花芯もU7U7Lのタイトに巻き込む構造から、C1C3に用いたややルーズに巻き絡める構造に変更しています。

U7Lと比較すると、花弁を湾曲させる工程が増えてかなり手間のかかる作品になりましたが、当初の目論見通り作品のリアリティを少し上げることはできたのではないかと思っています。

さて「薔薇(U9-4)」いかがでしたでしょうか。

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P.S.
佐藤ローズでお馴染みの川崎亜子さんが、私の作品バラ(C3)を折ってくださり、その写真が日本折紙学会の機関誌「折紙探偵団マガジン」№160号に掲載されたようです。合わせてお楽しみください。
折紙探偵団マガジン№160号掲載のバラ(C3)作成・撮影:川崎亜子
川崎亜子さんの許可を得て転載させていただきました。

 

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2016年11月13日 (日)

薔薇(U9s-4)プロトタイプ

「このまま真冬に突入しちゃうんじゃないか」と思うぐらいの寒い日々から、やっと穏やかな陽気の土日となりました。でも今シーズン一番の冷え込みってヤツは日々更新されていきますし、本格的な冬を迎える覚悟をしとかなきゃいけませんね。(寒いのやだなぁ…)

さて今回は、新しいユニットU9sを使った薔薇(U9s-4)プロトタイプです。

「プロトタイプ」とお断りしなければならない理由は、まだ折り図が描けていないというか、カンで折ってしまった部分が何か所もあるにもかかわらず、意外と良い作品に出来上がってしまい本人が一番焦ってるってことです。(酔っぱらって、興に任せて折ったりしてっると、たまにこんなこともあるんです…。)

薔薇(U9s-4)プロトタイプ

ユニットU7の素性が思ったより良い感じでしたので、U7にちょっと手を加えたU7Lをベースにリアリティを追求すべく新しく開発したユニットがU9です。U7の系統なので、正統派折り紙というより、アートフラワー的というかペーパークラフトライクな構成になっちゃってます。)

さらにU9に手を加えて、「これでもかっ!」感を極めた(飲みながらね)のが今回のU9sになります。

薔薇(U9s-4)プロトタイプ

ご覧の薔薇(U9s-4)は正方形から作るU9sユニット4つと「がく」で構成した作品になります。

どうせ「これでもかっ!」感をアピールするなら5角構造の5枚組U9s-5を作れば…とも思ったんですが、まぁ楽しみ?は後にとっておきましょう。(一品料理で終わっちゃうかもしれませんしね。だいたい、5つもこんなユニット作れないもん…)

薔薇(U9s-4)プロトタイプ

U7と比較すると、花全体の構造をすり鉢形からカップ状に変更し、合わせて花芯をタイトに巻き込む構造から、C1C3に用いたややルーズに巻き絡める構造に変更しています。

カップ形状を実現するため、K2椿の外周花弁に用いたような花弁を湾曲させる工程が各所に入っており、かなり手間のかかる作品になってしまいましたが、「これでもかっ!」感は十分に表現できたのではないかと思います。(ところで…、「これでもかっ!」感って何?)

厳密には、「がく」と接続する際外周部はU7U7L)と同様なすり鉢状ですが、花弁の湾曲構造により花芯部に近づくにしたがって花弁が立ち、カップ状になってゆく仕組みです。

薔薇(U9s-4)プロトタイプ

これまで開発してきたバラ作品の技法のいいとこ取りをした集大成として、今後の作品のクオリティを高めるための新たなフラグシップモデルの誕生となるといいなぁと(他人事のように)思っております。(あれこれ言ってないで、早く折り図を描こう!)

さて、いい作品を創作するために、今日も一杯やるか……。 いやぁーまぁ、これも仕事ですんで…

さて新しいユニットU9sを使った、「これでもかっ!」感満載の「薔薇(U9s-4)プロトタイプ」いかがでしたでしょうか。

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2016年10月20日 (木)

バラのくす玉(U8-30)

気が付くと10月も下旬になってしまいました。このぶんだと、あっという間に今年も終わっちゃうんでしょうね。にもかかわらず、半袖でも問題ないような陽気だったり、気まぐれなお天気です。

さて今回は、バラのくす玉(U8-30)です。

小さめの花弁がたくさんあるのが特徴のユニットU8を4つ使ったバラ(U8-4、5つ使ったバラ(U8-5は既にご覧いただきましたので、今回は30個使ったバラのくす玉(U8-30)をご紹介させていただきましょう。

バラのくす玉(U8-30)

バラのくす玉(U8-30)の立体構造は正12面体で、5角構造10枚花弁のバラが12輪球状に配置されています。

ユニットでバラを構成するメリットは、花弁ボリュームのあるバラが比較的簡単に実現できること、ユニット数によってバラ(U8-4バラ(U8-5のように花弁ボリュームをコントロールできること、花弁を大きな折り紙から5角形に切り出さなくても5角構造の作品ができることなどがあります。

バラのくす玉(U8-30)

さらに特定のユニットでは、ユニット数を増やせばくす玉にもなっちゃうというのも大きな特長です。ユニットU8はその形状が左右対称なため、単体のバラだけでなく、くす玉も構成できます。

1つのユニット開発で、バラ(U8-4バラ(U8-5バラのくす玉(U8-30と三つも作品ができちゃって、ブログの記事が埋められるという優れた作品です。(最近なんとなくブログ記事が「やっつけ仕事」っぽくなってきた気がしない?)

バラのくす玉(U8-30)

単体のバラ(U8-4U8-5)は、各ユニットは巻き絡めた花芯からスタートして「がく」の爪で固定されています。くす玉の場合には巻き絡めた花芯からスタートしてS字にカーブして隣の花の花芯へ巻き絡まれる構造になります。

30枚ものユニットを巻き絡めるだけで組んでゆく作業は結構めんどうですが、頑張って組み上げると、華やかな美しいくす玉が完成します。仕上げにカールさせる花弁の先っぽの数は120か所(=花弁10枚x12輪)にもなりますが、完成間近の期待感と達成感に見舞われながらの作業は意外と楽しいものです。(美味い酒が飲めますョ)

さて、新しい(8番目の)ユニットU8使った「バラのくす玉(U8-30)」 いかがでしたでしょうか。

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2016年10月 9日 (日)

3枚羽のカーラーユニットと星のバラ玉

なかなかすっきり晴れ渡った秋空を眺めることができませんが、気温はすっかり秋らしい涼しさになってきました。朝晩はちょっと冷える感じもあって、昼夜の寒暖の差が大きくなっています。季節の変わり目、体調などくずされませんようどうぞお気を付けください。

今回は3枚羽のカーラーユニット星のバラ玉をご紹介します。

Herman Van Goubergen 氏の「カーラーユニット」(Curler Units)は風船の基本形の4つの羽を巻き絡めて作る、比較的組みやすいくす玉です。

4枚羽根のオリジナルのカーラーユニットでは、立方八面体斜方立方八面体二十・十二面体など、一つの頂点に4つの面が集まる立体を組むことができます。

しかし、一つの頂点に3つの面が集まる立体構造の正12面体は4枚羽のユニット形状では組むことができません。

3枚羽のカーラーユニットと星のバラ玉

そこで、4枚羽を3枚羽に縮退したアレンジ作品が、3枚羽のカーラーユニット20枚組です。

これにより、各巻き面が5角構造を有する美しい正12面体のくす玉が実現できるようになります。

3枚羽のカーラーユニットと星のバラ玉

さらにロールジョイント部が美しい花となるよう、ユニット形状を根本的に新しく作り直したのがオリジナル作品の星のバラ玉です。

カーラーユニットのように組みながら、あるいは組み上げた後に手で巻きを加えることができないため、巻き癖を付ける作業や組み立てには緻密で繊細な作業が必要になりますが、お花(バラ)らしい美しい花芯形状が実現できます。

2つを並べてみると、つんつんした正12面体である点ではよく似ていますが、ちょっと油断してると攻撃してきそうな危険な香りのする「宇宙怪獣の卵」から、だいぶ「友好的な感じ」に進化できてるんじゃないかと思います。

オランダの画家(版画家)エッシャー(M.C. Escher.)の作品に「花のある多面体」という作品がありますが、このイメージに最も近いかもしれませんね。

3枚羽のカーラーユニットと星のバラ玉

両者の立体構造は基本的同じであるため、3枚羽のカーラーユニットが組めるようになると、星のバラ玉も同様に組むことができるようになります。(ユニット形状は異なりますが…)

この3枚羽のカーラーユニット20枚組は、10月16日(日)にルミネ横浜8Fの朝日カルチャー横浜教室にて、10月25日(火)にそごう横浜9Fのよみうりカルチャーにて、講習させていただく予定です。最近、余力のある生徒さんも増えてきたようなので、ついでに星のバラ玉のユニットの作り方も合わせて講習しちゃおうかなぁと考えています。

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さて、「3枚羽のカーラーユニットと星のバラ玉」 いかがでしたでしょうか。

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出典 (Herman氏の4枚羽のオリジナル)
「カーラーユニット」(Herman Van Goubergen 氏) 月刊「おりがみ」 第457号 日本折紙協会
Curler Units (Herman Van Goubergen 氏)  British Origami Society

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2016年9月21日 (水)

バラ(U8-5)

秋の長雨と台風が重なっちゃったせいか、ずーっと雨模様でカビが生えちゃいそうです。すっきり晴れ渡った秋空を眺めたいなぁと待ち望んでいる今日この頃です。

こんなお天気が続くと、「湿度が高くて紙のハンドリングが悪くて気分が乗らない」とか、「鉛色の空の重圧感に耐えられない」とか、「暗くって細かい作業では目が疲れる」とか、現実逃避の言い訳が豊富でちっとも仕事になりません。

まぁ、晴れたら晴れたで、「家で仕事をしてちゃもったいない」とか別な現実逃避の語彙にすがっちゃうんでしょうが…(どうでもいいから、もうちょっとがんばって仕事しようよ!)

さて、今回はバラ(U8-5)をご覧いただきましょう。

8番目のユニットU8は、小さめの花弁がたくさんあるのが特徴です。

ユニットU8を4つ使ったバラ(U8-4は前に紹介させていただきましたので、今回はユニット数を5つに増やしたU8-5を見ていただこうと思います。

バラ(U8-5)

花弁ユニットは全く同じ正方形から折ったU8ユニットで、数のみ5に増やしています。まぁ、「がく」の爪を5つにしなければならないので、「がく」だけは5角形の用紙から折らなくっちゃならないんですが…。

ユニットでバラを構成する際の有利な点は、このようにユニットの数を増減させることで花弁のボリュームが可変できることにあります。

バラ(U8-5)

「がく」は5角形に切り出してから折っていきますが、大き目の折り紙から作るメインとなる花弁を5角形に切り出す必要はありませんので、出てしまう切りくずに罪悪感を感じることもないと思います。

なんとなく、バラというより百日草(Zinnia)ぽくなっちゃった感もありますが…(あんまり細かいツッコミはご遠慮ください。長雨で気分が乗らない中、がんばってますんで…)

バラ(U8-5)

折り紙は四角いので4つのユニットの方が整合性は良いのですが、どうしても出来上がったバラのシルエットも四角くなりがちです。5つのユニットを使うことで花弁のボリュームアップと5角構造によりシルエットの改善を図ることができるというわけです。

さて、新しい(8番目の)ユニットU8を5つ使った「バラ(U8-5)」 いかがでしたでしょうか。

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2016年9月 9日 (金)

バラ(U8-4)

ぞろぞろと、台風だか温帯低気圧やらが通り過ぎて不安定な気候が続いていましたが、今日は晴れて気温も上がるようです。まぁ、日中の日差しは相変わらずですが、一雨ごとに爽やかな秋の空気に入れかわっていくような気がします。

さて今回は、新しい(8番目の)ユニットU8を4つ使ったバラ(U8-4)をご紹介しましょう。

U6以降のユニットでは、U6:シンプル U7:コストパフォーマンス のように何となくコンセプトを定めてきました。新しいユニットU8のコンセプトは「バランス」かなぁ…。

バラ(U8-4)

コストパフォーマンス(少ない作業工程で美しい作品を)重視のユニットU7で比較的大き目の花弁をたくさんカールさせる構造は、とりあえず実現できたので、U8では若干小めの花弁がたくさんあるタイプ(ミニバラとか)を目指してみました。

バラ(U8-4)

ユニットU7はご存知のようにハイ・コストパフォーマンス実現のためには手段を選ばないハードボイルドタッチ(?)の作品でしたが、U8ではあまり無茶せず折り紙らしい技法で比較的無難にまとめてみました。

バラ(U8-4)

バラとしてはお好みが色々あるかとは思いますが、折り紙として取り組みやすいバランスの良い作品になったと思っています。

バラ(U8-4)

試作のU8-4U8ユニットは7.5cmタント紙(正方形)4枚で、15cm折り紙1枚から取ることができ、「がく」も同じ大きさ7.5cm(正方形)です。作りやすい良いバランスが実現できていると思います。

さて、新しい(8番目の)ユニットU8を4つ使った「バラ(U8-4)」 いかがでしたでしょうか。

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