Naomiki Sato Rose 逆中割り折りバージョン
先日、ako さんの川崎ローズ講習会にアシスタントで伺った際に、佐藤直幹氏ご本人の作製によるNaomiki Sato Roseをいただいてしまいました。
さらに、ako さんからは、折り紙の薔薇愛好家に愛用されている紙、CANSON社 ヴィヴァルディもいただいてしまいました。
佐藤さんからの見本と、ako さんから材料を支給されて、Naomiki Sato Rose折らないわけにはいかない雰囲気になってきました。(無言の圧力をヒシヒシと感じます)
そういうわけで、Naomiki Sato Rose 逆中割り折りバージョンを折ってみました。
(もちろんイヤイヤじゃなく、楽しく折らせていただきましたョ)
ヴィヴァルディは使ってしまうのがもったいなかったので、とりあえず手持ちの紙で折ってみました。
A3サイズの紙から、五角形を切り出して、逆中割り折りバージョンに挑戦してみました。
結論から言うと、「やっぱりむずかしいなぁ」 です。
使用した紙も、ほとんど色合いだけで選んだものだったので、厚みがある割りに腰のない感じでちょっと折りにくかったですね。
Naomiki Sato Rose 逆中割り折りバージョン(小さいほうはA4コピー用紙から)
折った感触では、前回ご紹介した(順)中割り折りバージョンに比較すると、形をまとめやすいかもしれません。
やっぱり外周花弁を均等にバランスよく仕上げるのは至難の業なのですが、外周花弁を水平近くまで開かずに立てぎみにすると、バランスの悪さを目立たなくできるようです。
Naomiki Sato Rose の折り方は佐藤氏のサイトトGalerie de plis で公開されています。
前回ご紹介した(順)中割り折りバージョンは、基本形rose pentagonaleに、花弁増しとして中割り折りを入れるrose avec pli inverse...として公開されているものでしたが、今回の逆中割り折りのバージョンは、Nouveau diagrame de la roseでご覧になれます。
これ以外にも、剣咲きバージョンが、Rose moderne にUpされているようです。
Naomiki Sato Rose 逆中割り折りバージョン
説明はフランス語ですが、写真を頼りに謎解きしながら折ってゆくのもNaomiki Sato Roseの味わい方の一つだと思います。
川崎ローズが折れるようになった方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
ako さんが、Naomiki Sato Roseの講習会を朝日カルチャーセンター 横浜 で行う予定です。講習は中割り折りのない基本形になるようですが、ご興味ある方は受講されてはいかがでしょうか。(もう11/29は満席のようですが、12/20に増設されるとお聞きしていますョ)
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佐藤直幹氏の「-1枚の紙から折るー バラの折り紙」はこちらから購入できます。
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