爪掛けポックリと下駄
新年になりました。明けましておめでとうございます。
今月はお正月ですから、「和」のテイストで小物を作ってみました。
爪掛けポックリと下駄
爪掛けポックリは熊坂浩氏の作品で、「月刊おりがみ第435号」(日本折紙協会)に掲載のものです。
下駄は津田良夫氏の作品で、「博士の折り紙夢BOOK」(朝日出版社)・「おりがみ傑作選1
」(日本折紙協会)に掲載されています。
爪掛けポックリと下駄
ポックリはご婦人の履物ですから当然和服の女性がお履きになったものでしょう。
横で脱ぎ散らかした下駄は男の子のものでしょうか。
和装の親子はどちらへお出かけされたのでしょうか。お正月ですから、親戚あるいはご実家に新年のご挨拶でしょうか。
和服の似合う美人(?)の凛としたお母様と、じっとしているのが難しいぐらい活発な元気の良い男の子…、そんな姿を思い浮かべていただけましたでしょうか。
爪掛けポックリと下駄
熊坂浩氏の「爪掛けポックリ」は本来、鼻緒と爪掛けに紙の裏面(白い面)が出る形になります。ここでは、爪掛けには裏面を出しつつ鼻緒の色を変えるため、切り貼りしてあります。地の色に鼻緒の部分に折り紙を貼り付けると、鼻緒が厚くなって折りにくくなってしまうので、全体を鼻緒色の折り紙とし、地部分の折り紙を貼り付けるようにしています。
同様に、津田良夫氏の「下駄」も、鼻緒色の紙を用意して、地の色の折り紙を鼻緒以外の箇所に貼り付ける構成としてあります。
このようにすることで、鼻緒部分は1枚厚で折りやすく、地の部分は2枚厚でしっかりした作品を折ることができます。
この熊坂浩氏の「爪掛けポックリ」は、大森教室にて1月7日(月)に、秦野教室にて1月14日(月)に講習する予定になっています。
折り紙教室の詳細はこちらです。
どうぞ、良いお正月、良い1年をお過ごしください。本年もよろしくお願いいたします。
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コメント
今年1年がびっくりするくらいの素晴らしい年になりますよう、お祈りしています
我が家は昨年はいろいろありすぎたので、のんびりした1年を期待してますが
投稿: ごましおの母 | 2013年1月 4日 (金) 13時49分
>> ごましおの母 さん、
コメントありがとうございます。
びっくりするほどでなくてもいいので、良い年になるといいなぁと思っています。
ごましおの母さんを含め、当ブログ読者の皆さんのご多幸をお祈りしています。
また、遊びにいらしてください。
投稿: なか(管理人) | 2013年1月 4日 (金) 14時47分