兜
子供の日が近づいてきました。今回は、松野幸彦氏の兜をご紹介します。
松野幸彦氏は、毎年のように折り紙の兜作品を発表されておられますが、今回は月刊「おりがみ」393号掲載のバージョンです。
伝承の兜の雰囲気を引き継ぎながら、大き目の鍬形に加えて左右の吹き返しなど兜の基本要素を表現した作品になっています。
15cmの裏白の普通の折り紙に、金のホイル折り紙を重ね合わせてのり付けして使用しています。
15cmの折り紙でも2枚貼り合せるのは意外と難しいです。
普通に貼ろうとすると、皺が寄ってしまったり、空気が入ってしまったり、紙が水分を吸って膨張し狂いが出てしまったりします。
コツとしては、水分の少ないスティック糊を用いること。
水分を吸っても狂いの出にくいホイル折り紙側に糊を塗布して、丁寧に重ねる。
などの工夫で上手く貼ることが出来ると思います。
折り紙のセットの中には金銀のホイル折り紙が入っていますが、意外と使う機会が少なくて余ってしまっていませんか。
いつもの作品がちょっとゴージャスな飾りに変身しますョ。
こどもの日の飾りにこんな作品はいかがでしょうか。
というわけで、花束パンダにもかぶってもらいました。
パンダ(笠原邦彦氏) あやめ(小倉隆子氏) 兜(松野幸彦氏)
なんだかどこかの「ゆるキャラ」みたいですね。
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