がく付きのバラ(Pier Paolo Pessina 氏のバラのアレンジ)
ちょっと今日は雨模様の横浜です。一雨ごとに木々の緑が鮮やかに濃くなってゆくようです。
今回はがく付きの(新しい?)バラの折り紙をご紹介します。
実はこのバラは、前回ご紹介したPier Paolo Pessina 氏のバラをアレンジしたものです。
花芯構造をツイスト系からねじり折りに変更?したものになります。
まぁ、ちょっとした変更じゃなく、心臓移植なみの大改造になっちゃってますが…。
変更点が多すぎて実質別物といったほうが良いかとも思いますが、外周花弁というか「がく」の折りだし構造はPier Paolo Pessina 氏のバラそのままです。
ツイスト系花芯を、無理やりねじり折りに単純に置き換えただけですので、色々無理がありますが、ダマシダマシ折るとこんな感じになります。
元になったPier Paolo Pessina 氏のRosaの折り図の工程13に、完成スケッチが描かれていますがそのイメージに結構近いんじゃないかと思います。
ねじり折り導入により内部が空芯になり、半開構造(裏に穴が開く)となります。(その分ちょと直径が大きくなります。)
ツイスト系のバラの花芯構造をねじり折りに変更する手法詳細に関しては、過去の記事「ツイスト系バラへのねじり折りの導入」をご参照いただけたらと思います。
使用している折り紙は、両面に個別に色が付いた折り紙ではなく、普通の折り紙を使用して、「がく」折りだし付近のコーナー部のみ裏側に緑系の折り紙を貼りつけています。
無理を承知でチャレンジしてみましたが、意外と、ふっくらしたかわいいバラに仕上ったのではないかと思います。
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原形となっている、Pier Paolo Pessina 氏のバラはこちらに掲載されている作品です。
「Rosa」(Pier Paolo Pessina 氏) CDO(イタリア折紙協会)HP内 Diagrammi ページ
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