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2014年6月23日 (月)

新しいバラ(K2ローズ)の花束

はっきりしないお天気が続いています。まぁ梅雨時ですから仕方ないんですが…。

湿度が高いと、折り紙がヨレッとして折りにくいです。

さて今回は、前回ご紹介した新しい花芯構造(TypeK)を持った新しいバラK2ローズ)を花束アレンジでご紹介します。

新しいバラ(Kローズ)の花束

前回Qローズをベースに花芯構造のみ色々変えてみましたが、花芯TypeK巡回中割折り構造)のために外周花弁もあたらしく作ってみました。

Qローズをベースにしたものは、簡単で折りやすいので新しい花芯の練習用には適してるのですが、もうちょっと横から見たフォルムが美しくならないかと、カップ状の外周花弁を新たに開発してみました。

新しいバラ(Kローズ)の花束

花芯形状TypeKのためのバラということで、Kローズと名付けました。(あんまり深い意味じゃなくてすいません!)

まぁたぶん、前回花芯構造の紹介に使ったQローズの花芯をTypeKに変更したバラもKローズと呼んじゃうんじゃないかと思いますので、色々ややこしくなりそうですが、K花芯のバラは結局みんなKローズです。(ざっくり!)

カップ状の花弁外周から、花芯中央へ向かい緩やかに沈み込む感じの花弁構造が実現できたと思います。

紙の裏面は出ない構造にしてありますので、裏の白い普通の15cm折り紙で折ることができます。

白い花はいつもの伝承のユリ(TypeⅠ)をシェイプしたものです。

新しいバラ(Kローズ)の花束

花束の構造は、いつも講習させていただいている初代川崎ローズなどの花束をベースに、中央部を盛り上げてバラ5輪を乗せるためアンコというか台を追加しています。

例によって針金などを全く使わない紙だけのアレンジになっています。(すべて手で作業できる「折り紙」にペンチやヤットコを出動させるのはいかがなものかと…)

ちょっと中のアンコ(台)の背が高かったようで、サイドの花が横を向きすぎの傾向がちょっと気になりますが…。

新しいバラ(K2)の花束アレンジ、いかがだったでしょうか。

この新しい花芯構造を持つバラは、秋期(10-12月)にでも折り紙教室にて講習させていただく予定です。(詳細がきまりましたら、当ブログにてお知らせします。)

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コメント

折り方が気になります

投稿: | 2016年5月22日 (日) 17時34分

このバラ(K2)と花束は2年前の秋に折り紙教室で講習させていただきました。
また、そのうち取り上げる機会があると思いますので、その際にはぜひ教室にお越しください。

投稿: なか(管理人) | 2016年5月22日 (日) 17時42分

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