K+花芯の新しいバラ(K2+ローズ)
台風が過ぎ去って、なんだか急に気温が高くなってきました。
夏休みが待ち遠しいですね。(今となっちゃぁ、あんまり関係ないんですが…)
今回は新しい花芯構造(TypeK+)を持ったバラ(K2+ローズ)をご紹介します。
前回花束でご紹介したKローズの花弁のボリュームをもう少し出すために、花芯と花弁のリソース配分を変更した作品になります。
花芯構造TypeKは、花芯中央部が花の底面まで沈み込む形をしていますが、K+ではこの沈み込み量をちょっと減らしています。こうすることで花芯の径が小さくなると同時に、尾根のラインが少し長くなり、花弁のボリュームを増すことができます。
K花芯特有の、花芯中央へ向かい緩やかに沈み込む感じは若干損なわれますが(高低差が少なくなっちゃってるので)そこそこ良いバランスに仕上がったと思います。
紙の裏面の出ない構造はいつも苦労しますが、裏の白い普通の15㎝折り紙で折ることができる効果は大きいと思います。
使用した折り紙はトーヨーの「ぼたん」(単色折り紙15㎝ No.128.)、「あかむらさき」(単色折り紙15㎝ No.127)、「あかね」(単色折り紙15㎝ No.101
)、「き」(単色折り紙15㎝ No.110.
)です。
K+花芯のバラ、お気に召していただけましたでしょうか。
この新しいK+花芯のバラは、秋期(10-12月)にでも折り紙教室にて講習させていただく予定です。
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