« 5角形の切り出し精度(tan 72°近似の誤差) | トップページ | 精度の高い正5角形の切り出し方 »

2015年4月11日 (土)

バラのくす玉(バラ玉)U1-20

気が付けばもう4月も半ばになってしまいました。春とは思えぬ寒波が来たり、「春に3日の晴れなし」の言葉通り周期的にぐずついた日もあるようです。

前回は図形の解析とか三角関数とかで、少し頭が痛くなったり、あちこち痒くなったり(アレルギー?)した方もいらっしゃるかと思いますので、5角形の精度の話はちょっとおいておいて、今回はバラのくす玉(バラ玉)U1-20 20枚組です。

以前ご紹介したものを紙を(色も)変えて作り直した作品をご紹介します。

バラのくす玉(バラ玉)U1-20

カーラーユニットをアレンジした作品で、5枚花弁のバラが12輪で構成されたくす玉(バラ玉)です。

単純な構造の部品(ユニット)を組み合わせた、いわゆるユニット折り紙でユニット数は20です。

ちなみに各ユニットは正方形から折ります。(5枚花弁ですが、5角形じゃないんです)

バラのくす玉(バラ玉)U1-20

バラの花芯はC1C3の「巻き込み花芯構造のバラ」と同様のクルクル巻き絡める構造で、紙が薄いとこの「巻き」がほどけやすくなってしまいます。

ところが、この作品はユニットを3枚羽にシュリンクする構造のため、紙が厚すぎても具合が悪いんです。

バラのくす玉(バラ玉)U1-20

色々試作検討の末、今回は75g/㎡ という薄すぎず厚すぎない上質紙を使ってみました。

正直言うと個人的には根気がない(というか飽きやすい?)ので、ユニット折り紙はあまり得意とするところじゃないんですが、20枚組くらいならどうにかなるかなぁと思っています。

最も簡単な12枚組のバラ玉は、夏にそごう横浜9Fのよみカルで、秋にルミネ横浜8Fの朝日カルチャーで講習させていただこうかなぁと考えています。(まだ詳細未定ですが、決まり次第随時お知らせしてゆく予定です。→ 折り紙教室のご案内

さてバラのくす玉(バラ玉)U1-20 20枚組、いかがでしたでしょうか。

お気に召していただけたら、ぜひ投票ボタンをポチっとおねがいします。

 

当ブログの作品を集めた拙著「折り紙のバラとくすだま」(日本ヴォーグ社 ISBN:9784529059138)です。

折り紙の楽しさを感じていただけたら、ぜひお近くの折り紙教室へ。

自分で折れたらもっと楽しい。折り紙教室の詳細はこちらです。

折り紙講師のご用命・個人レッスンも承っております。ご依頼・お問い合わせは、こちら メールフォーム からどうぞ。

Instagramへの投稿始めました。スマホからでも高画質の画像をお楽しみいただけます。(@kazutaka.naka)  PCの方はWeb版はこちらから。

Instagram

https://www.instagram.com/kazutaka.naka/

スマホでご訪問の方は、ブラウザ設定をPCサイトモードにしていただくと、当ブログのすべてのページがご覧いただけます。

 

|

« 5角形の切り出し精度(tan 72°近似の誤差) | トップページ | 精度の高い正5角形の切り出し方 »

折り紙」カテゴリの記事

バラ」カテゴリの記事

5枚花弁のバラ」カテゴリの記事

季節の折り紙」カテゴリの記事

オリジナル作品」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 5角形の切り出し精度(tan 72°近似の誤差) | トップページ | 精度の高い正5角形の切り出し方 »