バラのくす玉(バラ玉)U1-20
気が付けばもう4月も半ばになってしまいました。春とは思えぬ寒波が来たり、「春に3日の晴れなし」の言葉通り周期的にぐずついた日もあるようです。
前回は図形の解析とか三角関数とかで、少し頭が痛くなったり、あちこち痒くなったり(アレルギー?)した方もいらっしゃるかと思いますので、5角形の精度の話はちょっとおいておいて、今回はバラのくす玉(バラ玉)U1-20 20枚組です。
以前ご紹介したものを紙を(色も)変えて作り直した作品をご紹介します。
カーラーユニットをアレンジした作品で、5枚花弁のバラが12輪で構成されたくす玉(バラ玉)です。
単純な構造の部品(ユニット)を組み合わせた、いわゆるユニット折り紙でユニット数は20です。
ちなみに各ユニットは正方形から折ります。(5枚花弁ですが、5角形じゃないんです)
バラの花芯はC1~C3の「巻き込み花芯構造のバラ」と同様のクルクル巻き絡める構造で、紙が薄いとこの「巻き」がほどけやすくなってしまいます。
ところが、この作品はユニットを3枚羽にシュリンクする構造のため、紙が厚すぎても具合が悪いんです。
色々試作検討の末、今回は75g/㎡ という薄すぎず厚すぎない上質紙を使ってみました。
正直言うと個人的には根気がない(というか飽きやすい?)ので、ユニット折り紙はあまり得意とするところじゃないんですが、20枚組くらいならどうにかなるかなぁと思っています。
最も簡単な12枚組のバラ玉は、夏にそごう横浜9Fのよみカルで、秋にルミネ横浜8Fの朝日カルチャーで講習させていただこうかなぁと考えています。(まだ詳細未定ですが、決まり次第随時お知らせしてゆく予定です。→ 折り紙教室のご案内)
さてバラのくす玉(バラ玉)U1-20 20枚組、いかがでしたでしょうか。
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