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2015年5月17日 (日)

バラのくす玉(バラ玉)U2-30

だいぶ気温も上がって、春というより夏を感じる陽気になってきましたした。

前回ご紹介したユニットのバラ(U2-4、U2-5)は4枚あるいは5枚のユニットで1輪のバラを構成した作品でしたが、全く同じユニットを使ったくす玉をご紹介します。

新しいバージョンのバラのくす玉(バラ玉)U2-30 です。

バラのくす玉(バラ玉)U2-30

U2-30の名称から推察していただけるかと思いますが、30枚組です。(よくがんばった!と自分をほめてあげたい…)

幾何学的な構造は、正12面体で、5枚花弁のバラが12輪で構成されています。

バラのくす玉(バラ玉)U2-30

詳細は不明ですが、おそらく Mio Tsugawa 氏の”Applause Kusudama”と類似な構造になってるんじゃないかと思います。

4枚羽のカーラーユニットのアレンジとして作成してきたバラ玉(U1-12U1-24U1-30)ですが、U1-20 では4枚の羽を3枚にシュリンクさせています。4枚羽、3枚羽と作ってみて、2枚羽でもいけるんじゃないか…、ということで作ってみたのがこの作品になります。

バラのくす玉(バラ玉)U2-30

4枚羽から2枚羽にすることで、モジュール形状の自由度が大きくなったので、外周花弁にリソースを割り振ってカールできるくらいになっています。

2枚羽構造の1つのユニット(U2)で2枚分の花弁を構成しており、1輪のバラではそのまま2枚の花弁として使い、くす玉では1枚ずつ隣りのバラとの連結に使うという仕組みになっています。

ユニットのバラ(U2-4、U2-5)と全く同じユニットなので、まぁ気が短い方は4,5枚で1輪のバラを作り、根気のある方は頑張って30枚作ってくす玉に組み上げていただくこともできる、というのがこの作品の特徴です。

さて、バラのくす玉(バラ玉)U2-30 いかがでしたでしょうか。

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