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2018年3月12日 (月)

U2ユニットによるバラ(U2-4,U2-5)

春の嵐も通り過ぎて、ようやくちょっとだけ春らしくなってきました。まだまだ朝晩は冷え込みますが、太陽の光満ち溢れる本格的な春もすぐそこです。

さて、今回はU2ユニットを使って構成した単体のバラU2-4U2-5をご紹介します。

2番目に開発したユニットU2は、比較的シンプルな構造ながら、4個あるいは5個使って単体のバラを作ることもできますし、30枚使って正12面体のくす玉U2-30を構成することもできます。

U2ユニットによるバラ(U2-4:左右、U2-5:中央) 創作:中 一隆
U2ユニットによるバラ(U2-4:左右、U2-5:中央)

U2ユニット一つで2枚の花弁を表現できますので、4個使ったU2-4は8枚、5個使ったU2-5は10枚の花弁を有するバラを作ることができます。

バラU2-4簡易版 創作:中 一隆
バラU2-4簡易版

U2ユニットを4個使ったU2-4簡易版は、くす玉とほとんど同じ形状のユニットを使って、簡単に組み上げられる作品で、組み上げの際には糊付けが必要です。(くす玉作成のためのユニットの練習用みたいなもんです。)

バラU2-4 簡易版(左)とオフィシャル版(右) 創作:中 一隆
バラU2-4 簡易版(左)とオフィシャル版(右)

一方U2-4オフィシャルバージョンは、折り紙としての完成度を高めるべく、糊付けなしで組み上げられるよう工夫した作品です。両者を良く見比べるとオフィシャル版には外周花弁に折りすじが一本余分に入っています。

バラU2-4オフィシャル版の「がく」 創作:中 一隆
バラU2-4オフィシャル版の爪の付いた「がく」

オフィシャル版では、「がく」から折り出した爪を差し手として、花弁のポケットに差し込んで咥え込ませる方法で、「がく」と花弁を固定しています。外周花弁の余分な折りすじはポケットに差し込まれた「がく」の爪をロックする(嚙みつく?)ためのものです。

バラU2-5 創作:中 一隆
バラU2-5

U2-5はユニットを5個使って5角構造のバラを実現した作品です。単純にユニットを4個から5個に一つ追加しただけで、特に紙を5角形に切り出したりする必要がないのが優れた点だと思います。(「がく」は5角形から折りだす必要がありますが…)

U2ユニットによるバラ(U2-4:左右、U2-5:中央) 創作:中 一隆
U2ユニットによるバラ(U2-4:左右、U2-5:中央)

U2は、折り紙の入門者にも簡単に作っていただけるシンプルな構造のユニットで、4角構造・5角構造の単体のバラ、くす玉など応用展開も広い作品です。花弁枚数はそれほど多くはできませんので、特別ゴージャスとはいきませんが、シンプルで気品のあるバラを組み上げることができると思います。

このU2ユニットを使ったバラ(U2-4)簡易版とバラのくす玉(U2-30)は、3月25日(日)にルミネ横浜8Fの朝日カルチャー横浜にて「花の折り紙一日講座 」として講習させていただく予定になっています。

午後のみでしたらまだ数席の空きがあるようです。講習が近づいておりますので、お早めにお申し込みください。

さて、「U2ユニットによるバラ(U2-4,U2-5)」 いかがでしたでしょうか。

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当ブログの作品を集めた拙著「折り紙のバラとくすだま」(日本ヴォーグ社 ISBN:9784529059138)です。
バラのくす玉をはじめ、バラ・カーネーションの花束やバラのテーブルフラワー等の人気作品も掲載。

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